メア さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『本格探偵ストーリー』であって『本格探偵物』ではないの。
感想の前にちょっと書いておきたかったこと。
公式サイトにて本格探偵ストーリーと表記されているため、推理ものだと思い込んでがっかりしている方がいるみたいですが、
そもそもUN-GOは
『本格探偵ストーリー』
であって
『本格探偵物』
ではないの。
探偵物だった場合は意味的に「犯罪事件の探偵を題材とした推理物」なのでがっかりするのもわかる
されど、上記通りUN-GOは本格探偵ストーリーなの。
そしてコナンとかで勘違いしてる人もいるかもだけど、本来探偵というのは意味的に「他人の行動・秘密、敵の機密や内情などをひそかにさぐること・者」なの。
だからこの作品は『本格探偵ストーリー』であっていると思うの。
つまり「推理ができないー」とか「探偵ストーリーじゃない」っていうのはちょっと的外れな意見になってしまっているのではないかなー、とか。
※あくまで個人的見解です※
さて、それでは感想。
上記通り推理物としてはそんなにだと思います。
コナンとか金田一とかみたいな探偵物を求めてる方には、少し違うかなー、と。
じゃあ何が良かったのかといわれると、人間関係の描写、ですかね?
語彙力足りないので言い方がよくわかりませんが、人と人とのつながりや、人が自分の中に隠し持っているもの、人の本質(?)などを描いていた所がボクはよく感じた。
序盤の話もただ単体として終わらせず、終盤で全てではなく一部ではあったが、過去の話も拾い上げて終わらせていたのも々。
1話は世界観・人物・序章。
2話は夜長姫の歌。
3話・4話は風守。
5話は戦争、かな?
6話は矢島さん………最終話の事件の証拠の一部、且つ麟六の一面?
7話からは別天王。
そんなこんなで意外と話の内容は詰まっているように感じた。
(個人的な補正も多少なりともはいってる)
映画見ないとわかんない、っていう内容はちょっとうれしくなかったですが。
最近の状況から、映画とか使って少しでも儲けたいんだろうか?
それに放映期間が2週間というのも……………アンコール上映もしていたそうですが。
まぁ、4月のDVDまでまたさせて貰います。
キャラデザはぱこさん。高河さん。
好みに差がある方々だと思うのー。
ぱこさんはこういった方向の作品のキャラクターをデザインするイメージがなかった(レンタルマギカやシャイニングフォースフェザーで知ったため)から少し新鮮だった。
作画も好みの差が出そう。
とりあえずOPみて「これは嫌いそう」と思った方は嫌いなのではないかなー、と?
ボクは好みよりなのでよかったですが。
でも作画が重要なアニメではない(と思う)ので、苦手な方もそこは気にしないで頂けるとありがたいかと。
歌はOP・EDともに好み。
EDのふぁんたじーは特によかった。
ただ、歌じゃなくてムービーのほうで、平戸さんとかを重要キャラっぽく出した理由がよくわかんない。
別天王は本編で出てきたけど、おおのみょうしん(別天王会の会師)はほとんど居なかったし。(映画は知らない)
そういった方面はいらなかったかな。
以下後更新(2012/01/16)
なんだかんだで2011の秋の中では1番だったの―
――――――――以下落書き――――――――
茶番だらけだ。なアに、セカイだって
茶番じゃないか
どんな凄まじい
破壊と運命をもってしても
人間は諸々の欲望と共に
正義への欲望がある。
私はそれを信じ得る
人間自体を
どうなし得るものではない。
人間にとって、人間ほど
美しいものがある
筈はなく、
人間にとっては
人間が全部のものだ
人間は変わりはしない
ただ、人間に戻ってきたのだ
真理というものは実在しな
い。 即ち真理は、常にただ
探されるものです。 人は永遠
に真理を探すが、
真理は永遠に実在しない
―――堕ちよ
―――生きよ