kuroko85 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:今観てる
一応、利休七哲
時は戦国、主人公は古田左介という
そこまで知名度の高くない武将。
題材は【武】ではなく【数寄】。
思うにこの時代は、現在とはかけ離れた
日常であり、趣味の選択肢は愚か、
趣味を自由に持てる人間が稀有だったと推測する。
日常で使う茶碗等の器は間違いなく
一点一点左右不均等で、
器の目的は現代とは全く逆の意味で
食べる為の、呑む為の器でしかなかったはず、、
そんな中時代に選ばれた僅かな人が
金をつぎ込み、器に鮮やかな発色や
左右を均等を求めた(または逆の発想で
渋さをもとめ、不均等を楽しむ)
のだと推測。
そんな時代に器をメインに人生に数寄を求めた男達を
NHKが描いた作品。
斉藤由貴のエンディングテーマがしつこく耳につく。