ポール星人/小っさ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
カッコイイゾ でも話がオカシイゾ
80年代後半のOVAはカオスでありました。
これもかなりアレな作品です。私は友人達三人で一緒に見たんですが、二人は怒ってましたw
私の許容範囲は海より広く懐深いので、我慢しました。
超雑に言うと作り手の力配分がメカが9.8割、残り0.2が物語という画期的作品です。
ぜってえあんたら、メカだけ書きたかっただけっしょ?というナイスコンセプト、脳がトロケマス。
コンテナ状に畳まってるMADOXなんてなかなかカッコよかったし、この手のパワードスーツモノの元祖の宇宙の戦士(ぬえデザイン版)をソレナリに昇華したいい感じのデザインだったんすよね。確か追う側のメカも結構カッコよかった記憶も有るんですよ。私、当時の雑誌の発売前記事見て見たくてしょうがなかったんすもん。
主人公、デートの約束で待たせてる彼女に会うために必死でコレで逃げるんです。凄いでしょ?見たくなっちゃうでしょ??
コメディタッチとか見せ方次第じゃね?と思うかもしれませんが、見れば判ります。
あの頃のが皆カオスな出来と言う訳ではありませんが、なんとも大らかな時代だったなとオッサンは感慨深いのです。