ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最強クラスのキーヒロイン
原作未読、
城平京氏(原作)左有秀氏(構成)彩崎廉氏(作画)による日本の漫画作品、
2012年10月から2013年3月までテレビアニメ放送。
一粒で何度も美味しい感じで3度目の視聴、
この作品こちらの皆様もおっしゃってるけど、
ポスターイメージ誤解的食わず嫌い?
あったかもしれませんね、
画像検索すると真広♂吉野♂メインな画像多いですが、
私的主人公、、、ぜ~ったい愛花嬢、
稀有なヒロインです、
この娘に拮抗できるとすれば、、ヶ原さん(←あくまで個人の脳内遊びですが)
という事で若干愛花嬢贔屓なレビューになるやもですが宜しければ(←若干どころじゃない)
{netabare}
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ある日、魔法使いの姫君・鎖部 葉風が魔法を使えない無人島に閉じ込められた。やがて、葉風の流したボトルメールを拾った少年・不破 真広は何者かに殺害された妹の愛花の復讐のため、葉風と魔法の契約を交わして失踪する。
真広の親友・滝川 吉野は、殺害された秘密の恋人の愛花を想いながら、日常を無気力に繰り返していた。そんな中、謎の美女・エヴァンジェリン山本に襲撃された吉野は、そこへ現れた真広の魔法によって救われる。一方、街に無数の蝶たちが舞う中、黒鉄病と呼ばれる奇病により人々は金属化してしまう。
復讐と魔法が織り成す、前代未聞の戦いが始まる。~wikiより
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主な登場人物
不破 真広 愛花の兄、妹を殺した犯人に復讐するため葉風と契約し魔法の力を得た少年、妹に惚れてるけど本人だけ?気付いてない
滝川 吉野 真広の親友で愛花の恋人だが愛花とは真広に内緒でお付き合い、外見温和なれど非常時の行動力頭脳回転力が凄まじい、
不破 愛花 真広の戸籍上の妹、スレンダー&ミステリアスでクールな美少女、既にこの世の人ではなく真広や吉野の記憶としての存在(だが実は物語上最重要キーヒロイン)
鎖部 葉風 樹由来魔法士鎖部一族の歴代最強の魔法使いの姫君、同族から邪魔者とみなされ、樽詰めにされ無人島に島流しにされてる、瓶詰めメールで真広と繋がり犯人捜し条件に真広と契約、本土復帰を企てる(メインヒロインは私だっ)
人物紹介見て戴くと△形成型ラブコメかな~的ですが間違ってません、
ただ前半は各地で起こる超自然現象、始まりの木とは?絶園の木とは?
それに関わる島流しの葉風ちゃん由来一族の陰謀等背景に、
妹殺された兄の復讐劇、或いは犯人は?といったサスペンス的内容主に、
わりとシビアに各話展開されます、(前半は)
真広、吉野其々の記憶の情景として登場する愛花嬢の、
シェークスピアのハムレットやテンペストの台詞引用は、
この物語のプロットを表し、
真広記憶では妹として、吉野記憶では恋人として、
愛花中心の微妙な関係匂わせつつ、
二人で仲良く?葉風嬢とも協力しながら犯人捜し、
その葉風嬢島流しにした張本人は鎖部 左門、
葉風嬢無き鎖部一族の実質的指揮者、
登場時けっこうクールでこいつがヒール(悪役)かなと、
想ったのですが後にトンデモナイ(笑)事になります、
実の処この物語ラストまで観ても、
これといった目立つ悪役、嫌な奴いません、
その辺りも珍しい作品かなと、
島流しの葉風嬢と真広達はとある魔法手段によりコンタクトとってるのですが、
やがて葉風と真広達の間は距離だけでなく時間も隔たっている事が判明し、
その辺のサスペンスも併せ物語は9話くらいから前半の華僑入り、
以降前半12話までが解決未解決含め一つの区切り、吉野君も大活躍、
13話でワンクッションあり14話から物語後半なのですが、、、、、、
後半は前半とは打って変わっていきなりラブコメになってしまいます、
前半華僑で大活躍だった吉野に助けられた恋愛奥手な葉風嬢吉野に一目惚れ、
日本の世界の命運握る魔法一族始まりの木の巫女が色恋惚け?さ~大変みたいな、、
これら主人公達のドタバタに振り回されるのは、
前半クールなヒール役?だった左門以下の面々、
特にこの左門どうでもいい事で随時悩む、その都度専用の背景もある(笑)、
こいつギャグキャラだったのか、
思えば前半ラストでも既に振り回されてたけど、、
私は後半のコメディー路線も楽しめました、
一粒で○度おいしいと言ったのはそんな意味含めてですが、
通常ここまで展開変わると物語の統合性というか、
まあ色々言いたくなるものですが、、
ここでも重要な役目果たしてるのが、そう、愛花嬢、
周囲どうあれ、記憶の中の彼女はブレないという意味もありますが、
真広、吉野、葉風嬢其々の運命握る意味でも、
物語上クライマックスに向けどんどん重要な存在になっていきます、
あといい仕事してるのが音楽、
BGMに随所クラシック使いさりげなくされど場面適合性絶妙、
彼女は何故死ななければならなかっのか、
直接彼女に会う事さえできれば、、、、
{/netabare}
ここまで申し訳なくもネタバレ含め語ってまいりましたが、
どうぞこの先はご自分の目でご確認戴ければ幸いです、
個人的に愛花嬢「このヒロインが凄い十桀」等あれば間違いなくTOPクラス、
愛花は最後まで愛花だった。。。。