「ドラゴンボールZ 復活の「F」(アニメ映画)」

総合得点
58.9
感想・評価
114
棚に入れた
531
ランキング
6461
★★★★☆ 3.5 (114)
物語
3.0
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.2
キャラ
3.6

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ネタバレ

mkt03 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超バトル再び!

ストーリーは、前作「神と神」の続編となっており、タイトル通り復活したフリーザと悟空たちとのバトルが描かれます。

前作は久々のDB劇場版ということもあり、お祭り的要素を兼ねたキャラ総出演が1つの魅力となっていましたが、
今作は出演キャラがある程度絞られていました。
前作に出ていた悟天、トランクス、ヤムチャ、ブウ、サタンなどは出てこなかったです。
その分、悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、亀仙人等の見せ場がしっかりと用意されており、活躍が観られたのは
良かったです。

また、バトルシーンは前作に続いて素晴らしかったですね。大画面で観て良かったと思いました。
ラストはフリーザに勝利してEDと、悟空の負けに等しい引き分けで終わった前作と比べると、王道展開でしたね。

ただ、観終わって思ったのは、絶望感やギリギリ感が感じられなかったなという点ですね。ゴールデン・フリーザがめちゃくちゃ強い、ゴッド超サイヤ人がめちゃくちゃ強いのは頭では分かるんですが、今ひとつ体感できませんでした。
なぜかと思ったら、とにかく悟空側が終始余裕に見えたんですよね。お馴染みのベジータが心を折られるシーンもありませんでしたし、もっと言えば「悟空とベジータ2人で戦えば勝てる」というセリフがあったりします。

それと、やはりビルス・ウィスの存在ですね。両者とも非常に魅力的なキャラクターだと思うんですが、いかんせん強すぎますし、今作では時間操作までやってしまって、ともかく万能です。その2人が、口では中立な立場だとは言いながらも、実質的には悟空側についていますから、やはり妙に安心してしまうんですよね。というわけで、途中からフリーザが可哀想になって、最後の方は心の中でフリーザをちょっと応援してしまいました(笑)。

個人的には、ゴッド超サイヤ人でもゴールデン・フリーザに敵わず、悟空とベジータのフュージョンが観られるのかなと思ってました。タイトルも「復活のフリーザ」ではなく「復活のF」なので、てっきり他の意味もあってフュージョンのFなのかなと思っていたんですが、タイトルの由来は全然違ったみたいですね。

そんなわけで、バトルシーンには大満足だったんですが、強さの演出が今ひとつだったかなという感じです。
次回作はもっとギリギリ感を出して欲しいですね!

投稿 : 2015/05/01
閲覧 : 325
サンキュー:

13

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