とってなむ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
マリア、天使や教会に抗う!処女だけど。
百年戦争が舞台ということで、世界観はかなり私好みです。
中世ヨーロッパ、何か惹かれるものがありますね。
私は戦争アニメが好物なので最初の印象は個人的に◎でした。
まぁ主人公のマリアは異形を使って戦をやめさせちゃうんですが。
最初は何も考えずに何でだよ!戦争やろうよ!とか思ったりし、
マリアに敵対の視線を向けていました。
しかし、ミカエルが本格的に出てきたあたりから、
マリアの意志に賛同する自分がたしかに画面の前にいました。
実際に戦争起きたら嫌ですもんね。
簡単な物語構成としては、
戦争が起こる→マリアがそれを止める
→戦争参加者が怒る→マリア嫌われる。。
てな感じで、ここからの展開は面白かったです。
最終回は一人でテンション上がってました。
キャラについてですが、
先にも述べたようにマリアの第一印象はイマイチでした。
と言ってもそれは戦争をやめさせる点においてであって、
最初から最後までマリアは可愛らしかったです。
それに、マリアのお目付け役天使エゼキエルもキュートでしたね。
デレるところとかマジ天使!
マリアとエゼキエルの掛け合いは観てて微笑ましいものでした。
ジョセフも何だかんだでかっこいい奴で好印象です。
それと、アン役の加隈亜衣さん。
彼女の演技が最近気に入っています。
るう子(selector)が出てきたかと思ったくらい、
声が良い意味で分かりやすく耳に残りやすいですね。
OP「Philosophy of Dear World」 歌ーZAQ
ED「ailes」 歌ーTRUE
ZAQさんの曲っていいなぁと改めて。
歌声はもちろん、リズム感のある曲調が大好きです。
作詞/作曲/編曲もすべて彼女一人でこなしているわけですから、本当に凄いと思います。
今後の活動展開にも注目です。
TRUEさんもバディコンプレックスOPで一発で好きになったアーティストで、
彼女にもまた、歌う以外にも作詞面(唐沢美帆として)での活躍を注目しています。
もちろん今回のEDも魅力的でした 。
この曲、fullで聴いてみると面白いです。
賛否両論ありますけどね。
全体をとおしてとても面白かったです。
盛り上がるところは盛り上がれましたし、楽しく視聴することが出来ました。
中世ヨーロッパの雰囲気も味わえ、満足しています。