お湯掛けてメデューサ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前途多難、ゾンビ多難
かねてより書店でコミックの印象的な表紙に惹かれていたものの、
ずっと触れないままでいた[さんかれあ]。
今日友人がハマったという話を聞き、一気に視聴完了。
第0話、第1話~第12話、OVA×2(ばーぶ視点、夢の中)
を観ました。
あにこれβ上で0話と14話は別枠でありますが、ここで統括します。
面白いです!
主要人物のゾンビ化、その上で肉体の腐敗などの現実的な問題が発生して、
それにも対処しなければならない、
というのは自分の中では斬新でした。
ばーぶ視点回で分かりやすいですが、
千紘と礼弥の間で起こってしまうジレンマ…。
あれは切ないです。
アニメ上ではそうした鬱パートはほとんどありませんでしたが、
原作では…?
最終話のラストと、礼弥の課題を考えると原作はまだ先があるようですね。
全11巻ですか…。
うん、明後日は祝日ですし、読みます。
想像よりもコミカル調だったのは良い意味で拍子抜けでした。
「ヒロインが死んで、ゾンビ化して…」と聞いていたので…。
[お父様]も最初は怖かったし不快でしたが、
段々笑えてきてしまいました。
東京喰種の月島と似た感覚です、これは。
キャラですが、
千紘、礼弥、蘭子、萌路、好きですな。
千紘すっごく優しいです。
蘭子の回想で、犬に立ち向かって、その後二人で泣いてたシーンは
すーぱーかわいかったです。(かっこよかったよーっ)
髪と目のあの猫感、好きです。
木村さんぴったり。
14話で、
礼弥の言葉を信じてわざと寝たフリをしていたのは無茶苦茶素敵でした。
礼弥、これはずるい!!
内田さん[受け弱]ほんとに合いますな…。
あのお嬢様的かわいさと、ゾンビという身の上での健気さと…。
あ、これは私が共感しきれてるわけではないですが、
毒が抜けてきて理性を失ってきた時の大胆さも魅力…かな。
(少なくとも千紘にとっては)
蘭子…。
最近、というわけでもないのですけれど、
片思いでない幼馴染ヒロインというのを観た記憶がないです。
彼女もそれに違わず…。うぅ…
けど、12話でのあれには惚れましたね。
そしてとってもないすばでぃーです。
大分ピックアップされてました。
萌路はくぁいい、ほんとに。
「にー」然り、あの言葉遣い然り、万能主婦感然り…。
千紘のなにそれに理解を示す姿勢が良いです。
なんと出来た妹だ…!
第10話の次回予告で千紘に叱られた時や、
萌路回で礼弥を「……ママっ!」と呼んだ時などの
”ギャップ”にはやられました。
(※結びなし)