ノリノリメガネ さんの感想・評価
1.2
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
シリーズ随一の中身の無さ
・監督:ムトウユージ
・サブキャラ:ミライマン
・敵:怪獣
冒頭の野原一家の日常早送りはおもしろい。が、良かったのはそこだけ。
掛け軸の裏から世界滅亡を阻止するために時空管理官ミライマンが登場。ミライマンから力を授かった野原一家が別時空に行き、繭より生まれる怪獣をバッタバッタと倒していく。ただそれだけの作品。
次第に父母が家事子育てを放棄するまでにのめり込んでいったり、やがて敵が強大になって簡単に倒せなくなるが、最後はアクション仮面やカンタム、ぶりぶりざえもんも投入して総力戦で終了。
設定がぶっ飛んでるのは毎度のことなれど、これほどまで中身の無い作品は全シリーズ中でも他にはない。
最後にやや家族愛要素を盛り込んでいるが、時既に遅し。
監督含め製作者側は本当にやる気があったのかと問いたいほどの出来。こんなんで視聴者を楽しませられるとでも思ったのか。
歴代の劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの中で最もつまらない作品だったと断言できる。