ノリノリメガネ さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
記念の20作品目だが…
・監督:増井壮一
・敵:サンデー・ゴロネスキー
別次元にある地球の兄弟星であるひまわり星が話しの中心に。ひまわりがひまわり星の姫にならなければヒママターと呼ばれるエネルギーが枯渇し、最終的に地球もひまわり星も滅んでしまうというスケールの大きなSF回。
大臣たちのミュージカル風の解説は楽しい。ひろしのひまわりに対する思いを描くシーンも良かった。
ひまわりを奪われ、一度は地球へ強制送還されてしまうが、転送装置を使って舞い戻り、行く手を阻む各大臣の試練を乗り越えながらひまわりを取り戻しに行く展開。
敵も世界を滅亡から救うために他に手段がなかったからやったことで、根っからの悪人ではないようだ。
全体的にギャグ要素は少ないが、家族愛成分は割りとある。
後半の展開はやや熱いが、最後の最後がご都合主義すぎて、この作品の評価を低くしてしまっている。
記念すべき20作目で気合が入ったのかもしれないが、スケールをでかくしすぎてまとめきれなかったと言えるだろう。脚本の失敗かな。