ノリノリメガネ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
西部劇に神隠し
・監督:水島努
・サブキャラ:つばき、マイク、オケガワ博士
・敵:ジャスティス
12作目。みんなで鬼ごっこ中に狭い路地から古びた映画館を見つけるしんのすけ達。無人で動く映写機、それに映し出される映画を見ると、その映画(西部劇)に取り込まれ、登場キャラの一人となってしまう神隠し的ファンタジー作。
映画の中に入ると徐々に記憶を失くしてしまうが、ボーちゃんのみ変わらないのが救い。ボーちゃんがこんなに目立った作品はこれが最初で最後ではないか。
今作ではカスカベ防衛隊の友情としんちゃんの恋心が描かれる。そして失恋も。
後半のロボット戦が少し単調なのが難点。作画はリアル志向で暴力シーン(リンチ・引き回し・鞭打ちなど)も多い。全体的にギャグも少なめでシリアスな、しんちゃん映画としては異色作品と言える。
ラストカットの無人の映画館~のエンドロールがなんだか切ない。