ノリノリメガネ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
違うよ、お前はオラの友達で救いのヒーローなんだ。
・監督:原恵一
・サブキャラ:おいろけ、きんにく、ぶりぶりざえもん
・敵:マウス(ブタのヒヅメ)
6作目。悪の組織がぶりぶりざえもんのデザインを使ったコンピュータウイルスで世界征服をしようとするのをSML、野原一家、カスカベ防衛隊たちが阻止する話。
おいろけがウイルスを盗み出すところから始まる。緊張感のあるアクションで初っ端からかっこいい。
きんにくのトイレを巡る劇画タッチの攻防はセンスが光る。最初から最後まで無駄の無い作りで、家族愛成分もかなり盛り込まれている。
サイバーテロや電脳戦など、あの時代にしては前衛的な題材でもあった。
ぶりぶりざえもんの宝探しの話を通して、ぶりぶりざえもんが正義に目覚めていく描写は何回観ても泣ける。秀逸。
ラストに起こる奇跡にも感動。
ギャグと感動のバランスが非常に良い。家族愛要素も盛り込まれ、防衛隊もサブキャラも満遍なく活躍。アクションもかっこよく、子どもも大人も楽しめる隙の無い作品と言って良い。BGMも良くマッチしてる。おまけに台詞のセンスも良い。
EDもほっこりでナイス。