ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ユリはともかく、、
少女革命ウテナ、輪るピングドラムの幾原邦彦氏によるオリジナルアニメ、
アニメ制作はSILVER LINK、
いきなり余談申し訳なしでSILVER LINK制作の「黄昏乙女」「のんのんびより」「おにあい(略)」は私的POINT極めて高い作品でこのところの注目株制作会社なこともあり、本作も気にはなっていた、題名「(ゆり)熊嵐」で二の足踏んでたかな(汗)、
あらすじ等に関してはwikiにとてもわかりやすく?書いてあるのでそちら参照いただければと(←投げたな)
監督の作風や既出作品等に端緒持つ方はこの作品にもそれなりの受け方あるやもだけど私はそれほどでもなく、、だったのが悪かったのかどうなのか、
一話目からポカ~ンな感じで、ユリ要素がどうの世界観どうのではなく文字通りポカ~ン(痴○状態)、
ただいろんなアニメ作品観てると、けっこうこういう状況に陥る事も多く、私にはさほど珍しいことでもない、(←頭悪いし単純なんだろね)
そういう時はシュールな絵画展無理やり連れてかれ見栄はって理解った様な感想言ってその場済まそうとしたあげくお里知れて大失態な経験上、
そういう時はジタバタやめて「ワカンネ~、ナンダロね~?」個人的にはこれで正しい、、(のかな~ってかそれしかできない)、
って事で以降もボケ~っと観てた、
そんな感じで(←どんな感じだよっ)数話経てるうち徐々に増える回想場面含め一話二話で??な伏線その後回収型脳内パズル補完的快感は確かに存在し、
ラスト最終話に至っては同じくボケ~っなれど{見入ってしまう}感覚に変わってた、前途パズル補完的快感と共に視聴者を物語?に引き込む何かは確かに存在する作品という事なんだろうね、
ただ中にはどうしても私的に合わないな、観るのツラいなと言う描写も存在してて、
それは苦手な百合描写とか世界観とかではなく、むしろそんなものは観てるうち気にならなくなってて、
私が合わなかったのはごく一部だけどもっと単純で年寄り臭い、もしくは幼く単純な私の観方によるものなんだろうね、
これは作品に対する批判等ではなく単に低次元な私の感性では許容適用外な場面もあったというくらい、
{netabare}
第四話、幼い弟を段ボールに詰め崖から何度も落とす場面、アニメにはよく仮定比喩的描写もあり「一例シティーハンターの香ハンマー」とかね(←例え旧いよね~ごめんね~)笑えるお約束的ものならいいんだけど、実際やった訳じゃないけどそんな感じ~みたいな事だったとしても、約束守って傷だらけで帰ってきた弟を何度も段ボール詰めして崖落とし繰り返しあげく、弟死んじゃって、死なれて初めて大切な存在だったっと、なんじゃそりゃ?
物語通して事ある毎に何度も行われる排除の儀?クラス内虐めハブき裁判?ってのあって、やる度議長役クマに食われたり何たりで死んじゃうんだけど、性懲りもなく次の議長現れるんだよね、んで毎回同じこのセリフ、
「私たちは透明な存在であらねばなりません」(透明=集団埋没色持たない没個性)らしいんだけど、ナンデ?個性重要じゃんよ、
「友達、は何より大切ですよね、今この教室に居る友達、それが私たちです」ここまではいい、
「その私達の気持ちを否定する人って最低ですよね」??ハ?、最低?ナンデ?
「私達から浮いてる人ってダメですよね」んな事ね~んじゃね?人に迷惑かけない前提なら個性大事だよ、
「私たちの色に染まらない人って迷惑ですよね」お~~いっ!
「そういう空気読めない人は、、悪です、私たちは次に排除する悪を決めねばなりません」ターゲット不滅論理?そう言うお前が最低だろ、
んでIフォンだかスマホだかで集計~、議長以下クラス全会一致って訳だけど主要登場人物以外没個性居ても居なくてもいい空気集団、それはあるとしても気色悪いよね、実際虐めやハブき、学校でも社会でも人間の最も醜悪な闇で教育現場含め現代社会問題点縮図提示かも知れないし視聴側に嫌悪感持たせりゃ正解って事かもだけど、
人間とクマ間の壁仕切るジャッジメントなる男三人、これも苦手だった、、、セクシ~シャバダドゥ~?キラキラ~?ゾクゾクゾクっ(冷汗)まあこれは単に私の好みの問題だろうけど、
{/netabare}
この作品には8話と9話との間に8.5として声優さんや監督さんのコメンタリー回があり、どうしてこの様な回造ったのかな~的邪推は置いといて私は興味深く拝見した、
面白かったのはOPテーマ作詞作曲編曲から歌まで唄うボンジュール 鈴木女史と監督さんの会話、
オリジナルアニメなので事前情報極めて少ない(脚本やコンテあったとしても最初の数話)中、監督も関心してたけど見事に世界観やテーマ把握し曲にしてるなと、唄も雰囲気もこの作品に合っているよいう意味で抜群、
愛のかたちもその描き方も受けとめ方も人それぞれ、合う合わない確かにある作品かもだけど、
その人にとって至高なれば良しという事で。