退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
表現の不自由もあるんじゃなかろうか...
※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※
こうした宗教をモチーフにした作品は評価が難しいです...
昔付き合っていたクリスチャンの彼女が見たら、激怒しそうな内容です。
宗教を題材にする時は、その宗教を信仰する人達に対する配慮が必要かと思います...
良く多くの場でタブーとされる話題、『政治』・『宗教』・etc的な物に関しては、慎重に表現しなければならない『表現の【不自由】』(私のプロフの所属です)が存在するのだと思います。
自分達の『表現の自由』が、『他者を傷つける権利』では無い事に注意が必要かと...
私的には、もっと上っ面の部分で、外見や形式的な部分で教会を脚色に使用させて頂く、例えば神聖な場所として教会の風景、神聖な人として神父様の人物像、そんな感じの使用ならOKかも知れないとは思いますが、これだけでも多分に議論は生まれそうです。
この作品では、キリスト教の宗教観に立ち入ってしまっている部分はNG(やってはいけない部分)だと感じます。
ただ、人の愛情・優しさ、そしてエゴを表現したかった事は分かります。
純潔の概念も、この様な表現をしたいなら、実在の宗教をもってくるべきでは無いと思います。
しかも物語最後の方の展開はなんなんでしょう?
そうした部分で、ストーリーの加点分は私の中で減点相殺されてしまいました。
しかし、そうした部分は声優さんの責任ではなく、声に関しては高評価して良い出来だと思います。
キャラも、魔女達や使い魔や古き者達として見れば個性的で良いのですが、宗教的な内容と重ね合わせる表現が望ましくない部分があります。
こちらも加点分は私の中で減点相殺されてしまいました。
作画は良いお仕事されてます。
文章苦手で、私の言いたかった事うまく書けていない&うまく伝えられてないかも知れません。
心温まる内容に仕上げようとしたのは分かります。
でも残念ながらクリスチャンの方々にはお勧め出来ない作品だと思います。
そうでない方々には...見るのなら考えて欲しい作品だと思います。