Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
総北高校自転車競技部・・・インターハイの勝負の行方は!?
この作品は、弱虫ペダルの2期に相当する作品です。物語に繋がりがあるので1期を見視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。
3年生の金城先輩率いる総北高校自転車競技部は、インターハイにおいて短距離におけるグリーンゼッケンは獲得したものの、度重なるアクシデント・・・それも絶体絶命と思われるピンチを何度もくぐり抜けてきました。
メンバー6人全員が自分の仕事をこなす・・・たったそれだけの事が相手のある真剣勝負となると途端にハードルが上がるんですよね。
一番最初にジャージをゴールに届けること・・・
出場者全員の目標はたった一つ・・・
そのたった一つの願いを叶えるために、1年間辛く苦しい練習を乗り越えてきたんです・・・
自分達の全部を出し尽くして・・・何に縋ってでも手に入れたい栄光・・・
第1話からデットヒート・・・熾烈な戦いの真っ最中から物語が始まります。
完走した感想を一言で纏めると「激アツでございます」
これに尽きます^^
完璧な走りを見せる王者箱根学園
御堂筋の計り知れないポテンシャルを武器に躍進を続ける京都伏見高校
他にも伏兵的高校が存在します。
この様な強豪ひしめき合う中、総北高校の取った作戦は「6人全員でゴールを目指すこと」
この作戦の遂行のために苦しい局面に立たされた事もありました。
でも、金城先輩がこだわった6人全員でのレース・・・
この目標を掲げた意味は・・・今回の物語で回収できますが、もう一度見たとしても涙無しには見れないと思います^^;
自分の役割を果たす・・・自転車レースにおいて、この言葉の意味は本当に重かったです。
きっと一人だったら心なんてとっくに折れていたでしょう・・・
身体もボロボロ・・・脚がパンパンで心臓も苦しい・・・
それでも、前に・・・後ろに・・・廻りに仲間がいるから頑張れる・・・ペダルだってもっと回せる・・・
全てはチームを少しでもゴールに近づけるための惜しみない努力なんですけれど、総北高校の皆んなが激アツなのはここからです・・・
自分の役割・・・強いては目標を達成するために今まで以上にペダルを回すんです・・・
一度回し始めたら目標を達成するまで決して緩めることのないケイデンス・・・
肉体的限界はとっくに超えていて・・・それでも気力でペダルを回す選手の皆んな・・・もう、格好良すぎです^^
チームのために気力でペダルを回す仲間は多ければ多いほどチームの総合的戦力が向上する・・・
普通に考えれば当たり前の事なんですが、この作品ではこのテーマをトコトン追求しているので、視聴する度に気持ちが熱くなりました。
私も学生時代に団体競技を行っていたので、この作品の放つ熱い気持ちがとても懐かしく感じました^^
今では思うように身体が動きませんが、気持ちだけは前のまま・・・変わらないんですよね^^;
その場で応援している気持ちになりながら視聴していました(//∇//)
インターハイの優勝を懸けた激アツな戦いの行方は・・・
気になる方は是非本編を視聴してみて下さい^^
2クール全24話の作品でした。
勝利の喜び・・・敗北の悔しみといった様々な観葉が交錯する中、目線の先には次の目標が・・・しっかり満喫させて貰った作品だったと思います。
でも、まだ原作は続いているようです・・・もし続編があるなら絶対視聴します^^