ムッツリーニ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態：観終わった
等身大の群像劇
現在視聴中のため物語等は未評価。
ただし作画に関してはさすがの京アニといったところ。
音楽を題材にしている作品だけあって、OP・ED・劇中曲も素晴らしく、特に府大会銅賞の微妙な演奏を上手く表現している点は最高でした。
音楽アニメというと「けいおん」や「BECK」や「のだめカンタービレ」辺りがパッと思い浮かびますが、どれも主人公が特別な才能を持っていたり、最初から演奏が上手かったりと、物語としては正しいけどどこか現実離れしている空気があるものばかりで、今作のような試行錯誤そのものみたいなお話は今までなかったように思います。
未知への挑戦、達成の喜び、対立、競争。音楽に限らず部活モノって本来そういう物をテーマにした群像劇であるべきなんですが、才能ある主人公が部を牽引していく物語が昔からの主流ですしなにより解りやすくて好まれます。
この作品は、そういった作品群に足りなかったピースをカチッとはめてくれそうな気がしているので期待しています。
↓視聴後のレビュー↓
いやぁ、良かった。素晴らしかった。それ以外に無いですね。
中盤から終盤にかけてちょっと過剰に見える女子の友情というか、所謂キマシ成分というか百合要素が入りますが、それを除けば熱血系文化部の御約束と王道をキチンと押さえている手本のような作品です。未視聴の方はぜひ。
