勅使河原 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
傷物語に続く、化物語の前日譚
化物語より一つ前の物語です。
まだ戦場ヶ原さえでてきません。
○あらすじ(不十分だったらすみません)
語り手、阿良々木暦が羽川翼に対しての思いが「恋」であるか悩んでいた。
GW初日、頬をガーゼで覆った羽川と遭遇し、複雑な家庭環境を知る。
その後、彼女は路傍で死んでいた銀色の尾のない猫を躊躇なく埋葬した。
それから悪夢のGWが始まる。
ストーリーや雰囲気は割と暗めで、微妙にグロテスクな表現も含まれています。
鬱展開・・・とまではいかないにしても、少々精神的に来るものがあります。
私は物語シリーズの中で、最も物語シリーズらしくて
とっても好きな作品だと感じています。
軽妙な雰囲気もあり、重い雰囲気もあり。
opは特に好きです。
羽川の思いがひしひしと伝わってくる歌詞が絶妙です。
「あきらめたふりをして 期待してしまっている
君になら君となら だからこそ怯えている」
つばさキャットを見た後だと、この歌詞でかなり深い感慨を覚えます。
曲調もいいですしね。
化物語を見たならば、これは絶対に見るべきです。
4話ですし、一日で見られます。