天水晶 さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
元ネタを知っていると評価が甘くなる
夜のヤッターマンは、第一話は誰が見ても気に入るんじゃないかな、
中盤はオリジナルのヤッターマンを見ていたかどうかで評価が分かれると思う。
俺みたいに子供の頃楽しんで見ていた人間にはお薦め。
というか、元ネタを知っていると評価が甘くなる。
それは夜のヤッターマンが、名前だけ借りて中身はまったく違うリメイク作品が多い中、オリジナルをリスペクトし、愛していると感じるから。
夜のヤッターマンでは他のタツノコアニメのネタもいくつか登場する。
破裏拳ポリマーとか、マッハGoGoGoとか。
でもタイムボカンシリーズのネタはかなり上手く使っているのに、他のタツノコアニメのネタは結構外していると思う。
夜のヤッターマン7話の龍宮城の回は、未来警察ウラシマンがモチーフで、一緒に捕まった漁師のリュウのセリフ、『夢をもしも失くしたら見えないのさ 海にはなにも』ってとこは結構嬉しかった。
未来警察ウラシマンの主題歌の歌詞が『ときめく心もしも失くしたら見えないのさ 空にはなにも』だからね。
でもリュウの扱いをもうちょっと工夫してほしかったな・・・
最終回はシーンの使い回しが気になったけど、中々良かった。
夜のヤッターマンはアラも多いけど、それでも愛すべき作品だと思う。