man-tan さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【続編に期待】いい意味で続きを見るのが怖い作品でした
全話見てしまいました。
ロボット物に多いですが、もやっとした終わり方になりました。
とりあえず戦争は終わったけども、傷跡は残り、恋愛についても完結しない。まあそれがいいところもあるのですが、続編への布石にもなっているのかと思います。
地球側でもアルドノアを起動できるようになったことで、パワーバランスが一転しそうな予感。バースの民たちの表現も無かったことから、まだまだ話は広がる可能性があります。
感情を表に出さない伊奈帆だからこそ、セラムと距離が近づいても良いと思ったのに、2期ではまともな会話すらなく、寂しい限りです。
スレインを助けたこともあり、続編での共闘といった可能性を残してくれたのは嬉しい限り。映画化あたりで続編がありそうな予感がしています。
最終話EDはベタですが、良い曲選、後味を残さないテロップと、演出は非常に良かったです。
_________以下更新前のコメント__________
現在第8話まで視聴済み
1期から2期への切り替えはスムーズでした。
今のところよくあるロボットものと大きくは異ならない気がしますが、練習機を好む主人公が乗り替わりなくずっとプロトタイプに乗っているのは個性的かもしれません。
戦闘は「物量」で「知恵・思考>力」といった私好みの設定。
こちら側の戦力は伊奈帆TUEEEE状態ですが、敵側もスレインTUEEEE状態ですので、いい感じにバランスが取れています。これがガンダム系のバリバリ戦闘ものなら鞠戸大尉あたりに活躍して欲しいところですが、本作の魅力はあくまで内政も含んだ戦状にあります。
特にスレインの感情を意識しながら見ていると、この作品は楽しめるかと思います。
伊奈帆、スレインといった真っ直ぐに感情が表現されないメインキャラたちですが、1期に続き、随所にそのヒントが散りばめられ、丁寧に作られた作品だと感じています。
全話撮り溜めており、もう全話終了している時期ですが、続きを見ると残りが少なくなってしまうため、大事に見ています。それ以上に、前期最終話の例もあるため、何が起こってもおかしくなく、いい意味で続きを見るのが非常に怖いです。