熊一郎 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
クマリア様がみてる
オリジナル作品、全12話
ウテナ&ピングドラムの幾原監督作品です。時期的に、ウテナは見ていないのですが、ピングドラムは1話目から「わけわかんないけど面白い!」と思った作品だったので、本作も「ユリ」が引っ掛かったものの少し期待していました。
クマが狂暴化して人間を食べるようになった世界で、クマに親友を食べられた女の子が通う学校に、2匹のクマが人間に化けて転校してくるところから物語は始まります。
「約束のキス」などの意味ありげな単語や「シャバダドゥ!」などの決め台詞、突然現れる裁判所のような異世界など、ピングドラム同様に幾原監督らしい特徴のある演出が見せ場の一つと言えます。
登場人物が女の子ばかりで、主要3人以外はイマイチ覚えられませんでしたが、ストーリーは、ピングドラムほど難解ではなく、12話でまとまっていたと思います。
結局のところ、友情ものだったわけですが、であれば「ユリ」って必要だったんでしょうか???