karinchaco さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ちゃんと売れたんだからセガサターンを雑に扱わないで
セガ・ハード・ガールズプロジェクトの一環で行われたアニメ作品。
セガ・ハード・ガールズは様々な機種の擬人化が行われているプロジェクトですが、このアニメ作品ではドリームキャスト・セガサターン・メガドライブといったメジャー機種のみの出演に終わっています。
その、3人が学園生活において課題をクリアすることでメダルを集めて100枚たまったら卒業できるというストーリー。課題はセガで発売された過去の名作ゲームが取り上げられており、しょっぱなからバーチャファイターが登場し、その他にも、スペースハリアーやぷよぷよなどの名作から、ファンタシースターオンライン2やチェインクロニクルなどの最近の作品もとりあげるなどかなり気合の入った内容になっています。
まあ、バーチャあたりは他のアニメでも登場する率が高いことから見てもSEGAという会社自体アニメに対して比較的寛容だという側面があるのかもしれませんね。
懐かしのゲームを取り上げるという意味ではゲームセンターCXに近いと思っていたら、CXで構成作家を務めている岐部昌幸がこの作品で脚本を担当されています。CXでもかねてからSEGA好きを公言していたのできっと何かの縁があったんでしょうね。SEGA愛がとてもよく伝わってきます。
残念な点は、ハードガールズが3人だけというのが寂しかったですね。ビジュアルメモリやロボピッチャまで擬人化されていたのでゲストでもいいから見たかったという気がします。
最後に、内容がギャグだということと、枠が15分枠だということなので深く考えずサクッと見ることが出来ました。裏を返せばあまり中身がないともいえるのですが・・・。あと、セガサターンの扱いが雑。私から見たら大金はたいて買ったドリキャスのほうがオチですよ。なのにあんなに天然で…。思い返したらなんだか腹立ってきました・・・