麦茶 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
な、なんじゃこりゃ・・・w
[ 熱中度:B ] [ 好み:E ] [ 楽しさ:C ] [ 面白さ:E ]
[ 作画:B ] [ 演出・コンテ:C+ ] [ キャラ:D ] [ 音楽:C+ ]
<< 総合評価:C >> (最終視聴履歴:5話)
【な、なんじゃこりゃ・・・w】(2015.5/3)
対象の脅威判定が更新されました。執行モード、リーサル・エリミネーター。
アイラの可愛さと僅かな期待感を頼りに今まで見続けてきましたが、さすがにこれは・・・w
面白くなるかもしれない!というビジョンが5話で全てシャットアウトされました。
私のような人間には、多分ここが潮時なんだと思います。
今までありがとうございました。
(追記:某記事から抜粋)
赤崎「ご都合主義は似合わない作品。だからこそ、心に響くのだと思います」
おいこれキャストわざと言ってんだろwwwwwwwwww
これ以上プラメモの傷口を広げるのはやめてあげてェ!!wwwwww
【あーあ、やっちゃった。】(2015.4/16)
1話はなんとか我慢しましたが、さすがに2話でかなりボロが出てきちゃったので我慢できずに書きました。ここからはネタバレと私の不満が多分に含まれてますので、見ていただける際はご留意ください。
{netabare}さて、こんな感じでレビューの出だしを切ったワケですが、実はこの作品で「やろうとしてること」に関してはかなり好感を持っています。ようは回収作業を通してギフティアと人間の関係性に奥行きをもたせ(世界観作り)、主人公とアイラの絆の深まりを描き(土台)、ラストでアイラがお釈迦になる(クライマックス)・・・という感じの王道ストーリーですよねコレ。まあこの通りにはさすがにならないと思いますが、多分皆さんの中にも私と同じ妄想をした方がいるんじゃないかな。
つまり、おおまかな流れだけを見る限り上にも書いたように王道的で、SF系のジャンルはもちろん、その中でも「イヴの時間」が上位に入ってくる私のような人間にはもってこいの作品に見えるワケです。
しかし、蓋を開けてみるとちょーっと看過できないようなことが起きてまして・・・。まあ分かりやすく言えば私が物語を作る上で絶対にして欲しくないことを地で征ってくれちゃってるということです。
ではそろそろ本題に入りましょうか。
まず2話のおおまかな流れを振り返ります。
①アイラが交渉に失敗
②主人公に迷惑をかけないように裏で頑張る
③アイラの身に迫る衝撃の事実を聞かされる
④お互いの距離が縮まり絆が深まる
だいたいこんな感じかな?まあここだけ見れば感動できそうな内容ですね。
しかし問題なのは、この流れを作るためにガバガバな設定描写で舞台をお膳立てしてるところです。
そもそも①のミスは本来ならばありえちゃいけないことじゃないですか?
社会人なら誰でも分かりますよね。
訪 問 先 に ア ポ を 取 る の は 常 識 で す 。
それが顧客の所有物を回収にいくのなら尚更。借金取りじゃないんだからさw
しかも今回のお話は、事前に連絡をしていれば100%回避できた事案です。
では1万歩・・・1億歩譲って、アイラや主人公がポンコツすぎてアポをし忘れていたり、9年4ヶ月という満了期間の間に連絡先が引っ越し等で分からなくなっていたとしましょう(期間がすぎる前に法律的に回収が義務付けられている世界観でそれは本来絶対にありえませんが)。とにかく、手紙や電話等がいっさい遮断されていた・・・そんな状況だったとします。
この段階ですでに私のSAN値はかなりギリギリなところをいったりきたりしていたのですが、アイラが初対面で意味不明な自己紹介をした後のシーンを見て見事一発K.O.されました。
な ん で ユ ー ザ ー が あ そ こ で 逃 げ る ん で す か ?
まあアイラが脅迫まがいの台詞を口走っていたのはわかりますし、変質者から逃げるのも得策でしょう。ですが、見た目も怪しくない、ライセンスカードっぽいものも持っている、そして何より社名を名乗っていた相手に対して一目散に逃走するというのはいかがなものでしょうか。しかも場所は周りに同僚っぽい人間も多数いるホームグラウンドで、問答無用で殴りかかってきたわけでもなく、凶器を持っているわけでもない、ましてや相手は見た目だけなら子供2人です。
1話と違ってラストでは普通に名乗ったら即応じてくれたので、顧客は回収されることを拒否していたワケでもありません。そうです、彼らが逃げる理由が全くないんです。
では何故逃げたのか?
「 ラ ス ト で 絆 が 深 ま っ た 2 人 が
失 敗 し た 仕 事 を 無 地 成 功 さ せ て 大 団 円 ! 」
ってするためだろうが!!w
あの場面で主人公にちゃんと名乗られたら困るから、あそこで仕事を成功させちゃったら次のドラマに繋がらないから、彼らと一言も会話をしないように距離を取るためだろうが!!www
もう見たとき笑っちゃいましたよwwwだってそれ以外に逃げる理由がありますか?www
まあ怖さの度合いは人それぞれなので、もしかしたらアイラちゃんがプレデターにでも見えていたのかもしれませんけど・・・。アニメのシーンとして、あそこで彼らを逃がす行為というのはどうしても「作り手側の都合」が含まれてるように見えてしまうんです。かなり無理があります。
その後の感動を演出するためだけに、登場人物の行動や設定描写を都合よくかつ強引に操作するから、ストーリーの進行に違和感が生まれるんですよね。こんなガバガバな土台を固められて、はいどうぞ泣いてくださいって言われても視聴者は困っちゃいますよ。
しかも2話の視聴後にとある記事を見つけて驚いたのですが・・・
――『プラスティック・メモリーズ』の舞台となる世界について教えてください。
アンドロイドがそれなりに普及している、近未来の日本っぽい世界です。この作品はハードSFではなくラブコメですので、“人と機械の境界”とか“魂の在処”といった難しい問題については触れていません。ですので、人とアンドロイドが恋をしてもそれを白眼視するような人たちはほとんどいない社会ということにしています。(電撃オンライン内インタビューから抜粋)
脚本家が堂々と「設定は手を抜きます」って言ってるんですよwww
アンドロイドと人間の恋愛を描く上でこの2つの問題は絶対に外せない部分だろうが!!www
なんで『心』を描く作品で『心』を蔑ろにしてるんですか!!w
さすがにこれを見ていろいろと察しましたね。たぶん私の認識が間違っていたんだと思います。
この作品はソフトSFでもなんでもなく、ただの『ラブコメ』です。それもギャグ寄りのラブコメです。脚本家がただ単に「時間の制約があるヒロインとの恋愛」を描きたかっただけでした。私は見事「SF風の何かよくわからないもの」に釣られたワケです。
始まる前の期待値はけっこう高かったんだけどな~あw 正直かなり応えてますね(´・ω・`)
やっぱりSFという看板がすべての足を引っ張っている、そんな印象です。わざわざ自分からこんな難しいジャンルに飛び込まなくて良かったのにな~と思います。世界観の稚拙さを気にさせるような作りだからイメージが悪くなるんですよね。始めから「私たちは何でもありでーす」とアピールしてくれればこんな素人に見当違いなことも言われなくて済むンです。{/netabare}
まあそんな感じで、他にも気になることはたくさんあったのですが、あんまりたくさん書くと長くなる上にギャグアニメにこれ以上野暮なこと言っても仕方ないのでここらへんにしておくことにします。
なんだかんだ言ってアイラちゃんはめっちゃくちゃ可愛いしね!
特に今まで似通ったキャラしかやってこなかった雨宮天さんの新鮮な演技が見れて嬉しいです。
いや~はやくお漏らしシーンが見たいですね。今はそれだけが楽しみです。
閲覧ありがとうございました。