退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ドタバタコメディ、泣く要素もあり良いアニメ
アニメ製作会社の話。
とてもシンプルですが中々おもしろいです。
まず、キャラがとてもいいです。
女性キャラが可愛いのはもちろんとして、社長、監督、原画マン、演出、製作進行等などのおっさんどもがとても良いキャラをしています。
キャラがとても多いアニメですが、どのキャラも印象的で名前を覚えることはたやすいです。
1クール目についてですが、主人公の宮森が初めて製作の仕事をするということで、かなりトラブルが続きます。
また、宮森の友達3人もアニメの仕事に足を入れたものの、上手くいかず苦悩する場面が目立ちます。
そんな場面が多いものの、先輩のアドバイスを聞き少しずつ成長しているのが新人らしく良いですね。
2クール目についてですが、宮森はデスクに昇格。
また後輩が入ってきたこともあり、より成長具合が如実に出ています。
ただそれでも未熟さは残り、アニメの製作現場はドタバタしており飽きさせない作りとなっていますね。
ドタバタ、成長、コメディ、泣けるシーン、アニメの現場等魅力の多く、全話面白かったと言っても過言ではありません。
強いて言うなら、自分がアニメの製作現場やスタッフに詳しければ、より面白く見れたのかなーとは思いますね。
以下自分が好きなシーンについて
{netabare}
なんと言ってもずかちゃんがルーシーの役を演じたときですね。
新人であるずかちゃんがやや遅れてアフレコ現場に来たのは、色々妄想が膨らみます。嬉し泣きをしたのかもしれないし、監督達に人選ミスだと思わせない為にギリギリまで練習したのかもしれない。
アフレコ現場に来たとき、声を当てるときの表情を見ると1クール目の自信無さげな表情とは全然違いますね。アニメでは描ききれないところでも練習を重ねていたことを裏付けていると思います。
さらにルーシーのセリフとずかちゃんの気持ちがリンクしており、「今わたし、少しだけ、夢に近づきました。」
これには泣かざるをえません。りーちゃんGJ
一部では、ずかちゃんの演技があまり良くないという声もあるみたいですが、あくまで新人です。十分気持ちが入った演技をしていていいと思いました。
チャンスはいくつかあったものの自分の実力で役を取ることを信念としていたずかちゃんが報われた素晴らしいシーンだったと思います。
{/netabare}