「ひろ。」 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

本当は見えないはずの”作り手の熱意や込められた気持ち”まで感じられる作品。

＞１話まで視聴して
視聴開始直後、「うわ、作画スゴい！！」って思いました。
←多くの方がそう感じたんじゃないかな？。
表情描写は生き生きしてるし、全体的に繊細に丁寧に描かれている感じがしました。
さすがは京都アニメーション様・・といったところでしょうか。

メインは吹奏楽部の話のようですね。
なんか”ダメ金”でしたっけ？、とかって言葉は
”どっかの高校の吹奏楽部のドキュメンタリー番組”みたいなのを偶然見た時に聞いたように思います。
そういうのがベースのお話になっていくのかな？って感じますが
ドキュメンタリー番組とは違ったアニメならではの要素や展開があるといいな♪。

パッと見、けいおん！っぽさは確かに感じますよね＾＾。
でも男女共学だし、リアルに近いスタンスでの物語になっていきそうですね。
キャラも既に面白そうな要素を前面に押し出してきてるので、かなり期待できそうです！。

今期は面白そうな作品があまりないのかな？って不安になっていましたが
本作でやっと今期の楽しみが生まれた感じがしています。

ちなみに、自分が視聴確定したのは、早見さんの声を聴いた時点です！！。
（一瞬、能登さんの声かと聞き間違ってしまいましたがｗ）

演奏曲や演奏シーンもいろんなネタを仕込んでくれそうなので今後が楽しみです。


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＞２話まで視聴して
自分は”吹奏楽部”というものについて全く知らないので
各楽器の紹介は、もう少し時間とってそれぞれやってほしかったなあ・・。ついでに試奏とかも。
実際には全く初心者の人が入部するってことあるのかなあ？、ないのかなあ？。

吹奏楽部ってサックスとかもあるんだ！。知らなかった。
サックスできるようになったら将来ジャズとかの楽しみも生まれるのかなあ？。
・・「坂道のアポロン」観て単純に思っただけですが。。

吹奏楽部っていろんな楽器があるんですね～。メインは管楽器ってやつですか？。
・・っていうかオーケストラとはまた違うのでしょうね。
吹奏っていうくらいだから吹く楽器がメインなのかな？。
でも打楽器もいたし、その辺りの区別がよくわかんない。
でもヴァイオリンとかなさそうだし、ピアノとかもなさそうですよね・・。

なんか小さい時に、風邪で休んだ時とかに
親からもらった”ジャングル大帝の子供向け教則”的な音源聴いてたのを思い出した！。
最初は解説付きでフルートとかいろんな楽器紹介からはじまって
その後はサントラ・・みたいな。
子供心に将来何か役に立つかなあ？みたいに思いながら何回も聴いてたけど
その知識は全く記憶に残ってないやｗ。
・・むしろ、嵐の時を表現したような演奏にビビりまくった記憶しか残っていないという＞＜。
懐かしくて検索してみたら、今でも復刻版的なＣＤが販売されてるみたいですね。
試聴してみたら正にそれだったｗ。いつか聴いてみたいなと思っています♪。


自分が”アニメに求めることの１つ”として
”自分の知らない世界を拡げてくれること”っていうのがあるんですが
本作がまさにその期待に応えてくれるかなって期待しています。
以前のけいおん！の時のように、影響をうけて楽器始める人がいたりするのかな？。
でも今回は値段の桁がちょっと違う気がするのでその辺りどうなのか、興味あります♪。
YAMAHAさんは、なんか先走ってしまってる気がするのは気のせいでしょうか？？。

・・でも、けいおん！の時のように「教えて見る動画」とかも出てこないかな？って
ちょっぴり期待もしています！。

低音かあ・・。って、重音部？？？！。
ユーフォニアってどんな音なんだろう？？？。早く音が聴いてみたいですね。


部の目標かあ・・。
普通はやっぱり全国大会目指すものなのかな？って思ってたけど
そうでない部も実際には存在するのかなあ？。←そこ知りたい。
でも、あんな安易な多数決してしまうのは、やっぱ主人公の意見に同意ですね。
もう少し自由発言する場があってもいいと思ったな～。


・・あとなんかフラグ立ってましたよね＞＜。
できればシリアスなフラグじゃなきゃいいけど・・
でもちょっと重そうな感じを匂わせてた気がする。・・病気とかは勘弁してほしいかな。
できれば明るい作品の維持を希望します♪。


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＞９話まで視聴して
毎回欠かさず視聴しています。
気付けば個人的に今期で一番楽しみな作品になっています＾＾。

特に８話は、視聴後にレビュー書きたくてたまらなくなりました！。
各キャラの魅せ方が本当に秀逸ですね。本作は。

主人公は、どこか冷めてるような無関心なような印象がありましたが
そこがとても共感してしまうし、それを含めて今回の神回っぷりには全く異論ありません。

主人公の声の感じがとても心地よいですね（この声優さんについてはほとんど知識持ってませんが）。
すごくリアルな”冷やかさ”且つ”自分でも気づけていない情熱”というか何というか。

８話での例のシーンでは目を奪われましたね♪。
こういう”自分の心を持っていかれてしまう感覚”を感じさせてくれるところが凄い！！。

★の評価、かなり上昇しました。


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＞１３話まで視聴して
終わってみれば（現時点では１周のみ）、凄く完成度の高い作品だったように思います
特に８話以降の自分の視聴意欲の加速感はハンパなかった。

なんというか
本当は見えないはずの”作り手の熱意や込められた気持ち”みたいなものが
画面であったり耳からの情報、他にもどこかしらからか
不思議と視聴者へ伝わってくるような・・
・・なんか言葉で説明できないけれど
なぜだかそれらが確実に伝わってきたように思います。

あと、演奏本番を迎えた奏者たちの
いろいろな葛藤や焦り・期待・不安・願い・緊張・興奮・etc..
・・みたいなものがすごく繊細に描かれていて
観ているこちらも手に汗かいたり、血の気が引いたり
気付けば息を止めていたり、ホッと安堵したり・・と
あたかも奏者さん達の気持ちを疑似体験してしまえるほどの臨場感がありました。

全体的に押しつけがましいものがなく
自然と熱くなったり、冷めてみたりさせられるところが何気に凄かったと思います。

王道な展開で魅せようと思って作品作っても、なかなかそれに叶う観せ方をするのって
本当に難しいと思いますが、本作ではその遥か上を悠々と飛び越えていってる作品だと思いました。

若干百合を彷彿させるシーンも何回か出てきますが
これは”究極の友情”の１つの表現ともとれますよね（性的な感じじゃなくって）。
視聴者にいろいろ想像する楽しみを与えてくれつつ
でも過度にはならない絶妙の匙加減と
絶大な表現力での映像表現・演技その他もろもろに
心の中でスタンディングオベーション状態でした＾＾。