「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.2
感想・評価
2608
棚に入れた
13644
ランキング
88
★★★★★ 4.1 (2608)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

ロックさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1回目や、ちゃんと考えないとわけわからんアニメ映画

理解すれば素晴らしい映画ですが、
理解できないと意味わからんってなるだけの映画

ポイント
岡部
①意識は消失した時点にある
②リーディングシュタイナーの影響で記憶(自我)が混乱し、アクティブ世界線を観測、認識できなくなり、アクティブ世界線での存在が保てなくなる
③過去改変されてから意識のある時点までの歴史を、どの世界線であっても覚えていない

SG世界線でも、クリスが助かった7/28~岡部がタイムマシンで戻ってきた8/21までのSG世界線上での岡部の記憶はない
しかし、SG世界線での歴史は存在し、岡部はその間も入院している
リーディングシュタイナーの岡部にとって過去改変が行われアクティブ世界線が変わるとはこういうこと

⑤α、β、SG世界線での岡部のファーストキスはロマンチックではなかったし、
鳳凰院きょうまのことはアニメだかで自分で考えた

岡部以外
①デジャヴとは他の世界線での出来事の記憶
②タイムスリップなどで過去改変が行われアクティブ世界線が移動したあと、アクティブ世界線上での歴史は、その結果に至る過程においてつじつまあわせが行われる
③タイムスリップやタイムリープ後、アクティブ世界線は微妙にずれる

⑤映画の最初の場面で、クリスは夢を見ているが、実はこれは夢ではなくデジャヴ
内容は断片的だが、子供の頃、雨の中、電車、踏切、キスしようとしてる
⑥クリスのタイムスリップ1回目で、子供岡部は車にひかれて死んだようにクリスには思われたが、子供岡部はだだ傘を飛ばされただけ
だから、クリスがタイムスリップから戻った世界線でも岡部は消失時までは死なずに存在していた
⑦クリスはタイムスリップ2回目で、子供岡部と雨の中、踏切の側の駅のベンチで鳳凰院きょうまの話をしてファーストキスを奪う

この結果、過去改変が行われアクティブ世界線が移動する、その世界線を真SG世界線とする

真SG世界線では歴史のつじつまあわせが行われ、
岡部のファーストキスは2005年、子供クリスに駅のベンチで奪われる
厨二病的な台詞も子供クリスの影響
⑧クリスのタイムスリップ2回目での子供岡部との駅のベンチでの会話で、

大人クリス&子供岡部→SG世界線でのタイムスリップ2回目
子供クリス&子供岡部→歴史のつじつま合わせ後の真SG世界線

この二つのシーンが交互に描かれている

以上。


真SG世界線
岡部のファーストキスはロマンチックで決して忘れることのできない大切なことであり、
岡部とクリスの関係は、他のどの世界線上での関係よりも、お互いを強く認識し合う関係となっている
あの雨の中、駅のベンチで出会った子供の頃から・・・

しかし、
リーディングシュタイナーである岡部の意識はSG世界線上で2011の消失した日にあり、
真SG世界線上での2005~2011の消失した日までの記憶はない
だから、
ラストでクリスはR世界線上で岡部に、
思い出して!
と言っている

まぁ、なんにしろ、
真SG世界線では2011に岡部は消失していない

劇場版シュタインズゲートとは、
クリスが岡部への愛で真SG世界線にアクティブ世界線を移動させる物語

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 283
サンキュー:

1

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