退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
豪華声優陣(///▽///)
統合により廃校の決まった母校・赤城中学の名を後世に残すため野球好きの少年・沢村栄純は素人同然の同級生たちと共に中学制覇を目指す。
だが、結果は無残で最終回は暴投により一回戦敗退が決まる。
その試合をたまたま見に来ていた高校野球の西東京地区名門・青道高校のスカウト高島礼は沢村が持つ「投手としての本能」が投げさせたその一球こそ、誰にも真似できない天性の素質であると見抜き、彼をスポーツ推薦枠でスカウトし、野球留学させたいと申し出る。
青道高校を見学に訪れた沢村は天才捕手御幸一也と出会い、地元の仲間たちからも強く後押しされ上京を決意する。
青道に入学した沢村は同じ一年生の降谷暁とキャッチボールをすることになる。
久々に握れるボールの感触に興奮する沢村だったが、降谷が投じた本気の一球のスピードに度肝を抜かれる。
それが、青道のエースを目指す同学年のライバルとの出会いだった。
仲間たちのどんな無様なエラーも笑って受け流し、決して折れない心と人を惹き付ける天性の魅力、そして打者の手元で微妙に変化する“クセ球”(ムービングファストボール)を駆使するサウスポーの沢村。
超高校級の豪速球を持ちながら、自分のボールをまともに受け止められる捕手に恵まれず、「天才・御幸一也なら自分の球を受け止めてくれるかも知れない」と考えて上京した孤高の天才投手・降谷。
二人の存在は、故障明けの三年生投手で現エース・丹波光一郎や二年生の川上憲史の心に火を付ける。
こうして、全国制覇を目指す青道高校の、そして青道エースの座をかけた投手たちの熾烈な争いが始まるのだった。
青道高校は、夏の西東京地区大会でシードとして2回戦から出場。
公立校の米門西高校をコールドで破り、続く3回戦でも都立村田東高校相手にコールド勝利、4回戦では台湾からの留学生のエース・楊舜臣を中心とした明川学園と対戦、勝利しベスト8入り。
準々決勝では本命と思われた市大三高を破った一年生スラッガー轟雷市を中心とした薬師高校と対戦、勝利しベスト4入り。
準決勝では大巨人と呼ばれるエース・真木洋介を中心とした仙泉学園を破り決勝進出。
決勝では西東京地区最大のライバルであり、関東No.1サウスポーと名高い成宮鳴をエースとした稲城実業と対戦し、あとアウト1つで甲子園というところまで追い詰めるものの、逆転サヨナラ負けを喫し準優勝に終わる。
夏の大会後、秋の大会へ向けて新チームが始動する最中、長年甲子園出場の結果が出ていないことから監督の片岡鉄心が辞表を出していることがチームメイトの間で明らかとなる。
秋の大会で優勝し、春の選抜甲子園出場を決めれば監督はやめないだろうと考えたチームは結束し、秋の大会を勝ち進む。
1回戦では東東京地区から夏の甲子園ベスト16入りした強豪・帝東高校と対戦、コンディションの悪い雨の試合で1年生投手向井太陽に苦戦するが勝利。
3回戦では夏の甲子園準優勝の稲城実業を激闘の末破ったダークホース・エースで四番の梅宮聖一率いる鵜久森高校と対戦し勝利。
4回戦では東東京地区の文武両道の公立校・王谷高校と対戦し勝利。
準決勝では仙泉学園を破った強力打線が売りの成孔学園と対戦し勝利して2大会連続の決勝進出。
決勝では夏の大会や練習試合でも戦った薬師高校と再戦、エースの真田俊平相手に1点ビハインドで9回表2アウトランナー無しまで追い詰められるものの、夏の大会とは逆に逆転し、エースナンバーを背負った降谷が9回裏をシャットアウトして選抜甲子園出場を決める。
選抜甲子園でもリリーフ登板した沢村がいつものように「ガンガン打たせていくんで、バックのみなさんよろしくお願いします!」と声をかけたところで、第一部完となる。