おぬごん さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
月曜深夜に相応しい安定感
2012年秋に放送された「神様はじめました」の2年ぶりの2期
(1期の感想:http://www.anikore.jp/review/1136790/)
話としては出雲での話、鞍馬山での話、奈々生の過去についての話の3部構成
出雲と鞍馬の話は、土地神である奈々生にとってはいわば出張の話
「新米神様が頑張って問題を解決する!」って感じだった1期と比べると、話のスケールも大きく、奈々生の神様としての成長を感じることが出来た
一方の巴衛は、1期のイケメンヒーローっぷりを考えると随分ヘタレに…
もうデレデレじゃねーか!
まあこれはこれで可愛いんだけどね…w
大地監督らしいテンポの良さやギャグといいシーンのメリハリは変らず、2年間のブランクがあったとは思えない安定感があった
ED曲の良さもあり、毎回のラストではほっこりした気持ちになることができた
「夏目友人帳」とか「イカ娘」もそうだったけど、月曜深夜のこの枠はこういうほっこりした気持ちにさせて、翌日以降への安眠に導入してくれるアニメがぴったり
いつになるかは分からないけど、また3期が見れたら嬉しいです
ここからは余談ですが、映像化されるような白泉社の少女漫画って「ホスト部」といい「花ざかりの君たちへ」といい「会長はメイド様」といい「乙男」といいこの作品といい、設定はぶっ飛んでるけど、蓋を開けてみると王道少女漫画ってパターンが多いですよね
より普遍的な王道少女漫画をやっている、というか
現在の読者層が共感できるような少女漫画を作っている集英社とは対照的な感じがします
この王道路線こそが、40年間の歴史がある「花とゆめ」の強みなんでしょうね
(毎週のCMで覚えちゃいましたw)