☆エトペン☆ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
このアニメ化は成功?まあでも自分が楽しめたのでいいや♪
メガネで弱そうな主人公、泉新一。
彼はある夜、ある生物が体内に
入っていくのを防ぐ。
だが次の日、右手に生物が住み着いていた。
その右手と一緒に、世界のあちらこちらに
生まれ始めた寄生生物と戦っていく。
一度、アメリカのマンガ・コミック専門店に立ち寄った時に
手にした漫画があったのだが、それがこの「寄生獣」でした。
表紙はなんか気持ち悪いし
中身を読んでも最初数話で嫌な予感しかせず
すぐに棚に戻した。
アニメ化されると聞いた時も
全然興味が湧かず、スルーしていました。
しかしマンガ既読の友人から勧められたので
一応1話だけ見てみることに。
最初数秒は恐怖しか感じられなかったが絵柄のおかげか
1話全部をみても怖いというほどではなく、
続きが見たくなっていました。
結論から申し上げますと、
名作漫画と呼ばれるだけのことはあり
面白かった。素晴らしかった。
東京喰種と同じような感じの心理描写もそうだが
ストーリー展開も見事であった。
シリアス感がすごく伝わってきたし
ミギーとの関係も見ててかなり面白かった。
キャラは他作品の名作と比べれば劣るかもしれないが
見分けがつかないほどではないので及第点。
ちょっと残念だったのは作画かな?
最初からあまりいい作画だとは感じていなかったが
CGが特に違和感があった。
{netabare}籠城作戦の人混みなど。{/netabare}
あと音楽だが、正直OPはかっこよくて気に入った。
歌詞もこの作品に合っていました。特に冒頭がお気に入りで
英語なので日本語に訳すと・・・(ごめんなさい、
見せびらかそうと思っているわけではありません)
「お前たちは俺たちが人間に生まれたことにそれほど
幸運を感じていないだろう。俺たちは
絶対的な捕食者だ。俺たちに敵すらいない。
でももしかすると他の生物たちは
俺たちを潰そうと思っているであろう」
となり、まさにこの作品のための歌であることがわかる。
いい曲と思って音楽機器に入れようとしたのだが
フルバージョンで聴いてみるとあまりいい曲ではないので
結果的に入れませんでした。
でもアニメの部分は本当にかっこいいと思います。
そういえばこのバンドって「極黒のブリュンヒルデ」で
反感を買った二つ目のOPを担当されていました。
まあどうでもいいか・・・。
実は途中からアニメ化される度に
そこまでの話を漫画で読んでいたのだが、
(途中からアニメだけの視聴)
主人公が元から眼鏡でなかったり
村瀬(花澤さんのキャラ)が昔の髪型(聖子ちゃんカット?)
だったりして一昔前の漫画の雰囲気が味わえて良かったと思う。
どうしてここまで評価が低いのか
疑問に感じてしまうほど楽しめました。
グロOKで面白い話が見たい人には全然勧められるアニメです。