鸐 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態：観終わった
予想以上にシリアスでビックリ
評判が上々でも、今までのヤッターマンのイメージから、大したことはないだろうと高を括っていた夜ノヤッターマンでしたが、1話を観てびっくりしました。
ドロンボーの子孫は外見の面影こそあるものの、言葉遣いにも癖はなく、まるでただの一般人のよう。しかもみんな泥棒とは縁のなさそうな良い人ばかりです。
話が進むにつれて、ドロンボーの3人も徐々にドロンジョ・ボヤッキー・トンズラーっぽくなっていくのですが、話し方を伝説のドロンボーに近づけようと練習しているシーンは、ほっこりしました。
前情報としてヤッターマンが敵でドロンボーが味方というのは知っていたのですが、察するにどうやらヤッターマンという存在は名ばかりの独裁政治団体のようです。
2話では{netabare}アイちゃんっぽいアルエッタとガンちゃんっぽいガリナも登場し、ドロンボーも一気に華やかになりました。
まるでヤッターマンがドロンボーの手下のようで新鮮な感じがします。{/netabare}
前半はシリアスな展開で、この雰囲気がずっと続くと良いなーと思っていたのですが、残念ながら後半はギャグ回がメインとなっていました。
通常のヤッターマンのノリを想像頂ければ良いと思います。
後半落ちたものの、まあ最終回が上手くまとまっていたので後味は良かったです。
(ただ、最終回のキャラが角ばっていると思ったのは気のせいでしょうか？)
キャラはどんな時でも前向きでいるドロンジョ様が愛らしくとても可愛いです。
美少女萌えの需要も満たしていて素晴らしいリメイクになっています。
