MameJ さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
お子さんと見てください
小学校中学年の"力(りき)"君には、知的な遅れと体の障害のため、いつも酸素ボンベで呼吸しながら、養護学校に通ってる妹もも子がいます。
もも子は「お兄ちゃんだけ小学校へ行って、ずるい!と駄々をこねたりしますが“かえるの合唱”を歌うと笑顔になります。
もも子の思いが叶い、交流授業で力と同じ小学校に通えることにるのですが、クラスメートの竜二は、もも子を嫌いいじわるをしたりします。
そんな中でも、天真爛漫でがんばり屋のもも子とクラスメート達は仲良しになり、養護学校との交流は深まっていきました。
運動会が近づき、平穏な日々が続くように思えましたが、もも子の病気が悪化してしまい入院することに。
そんなとき、力は入院中のもも子を励ます為にリレーで一等賞になることを約束しますが、竜二はリレーに出ないといって、力を困らせます。
力は本当のもも子を知ってほしいと竜二を病院に連れて行ったことで、竜二も蟠りを捨て、共にリレーで一等賞を習うことになりました。
いよいよ運動会が始まりましたが、昼にもも子と応援に来ると行っていた母は現れません。リレーが始まりリードするも中間層者が転倒するアクシデントで順位を下げ、アンカーの力が先頭を必死で追います。呼吸も心臓も悲鳴を上げる中、力はもも子も位置もこんな苦しい中で笑っていたのだと思いを馳せます。
最終コーナの手前、もも子の声援が聞こえます「頑張って!お兄ちゃん!」力は懇親の地下sらを振り絞って1等を勝ち取ります。
「一等、取ったぞ!」振り返った先にもも子の姿は。。。
力の視点から、妹のもも子を愛おしく思う優しさと子供たちの心の成長、家族の愛や葛藤、生きる喜びと悲しみが描き出されています。