Kuzuryujin さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

自分にはちょっと合わないかな

初回からひたすらネガティブで理屈っぽい八幡がどうにも受け入れ難く一度、二話まで観て挫折しました。
（「氷菓」鑑賞時もその点で同じような結果になったことありました）

しかしランキング上位でファンが多い作品だし、
まもなく二期も始まるとのことで再チャレンジ。

再チャレンジは、喜怒哀楽の豊かな結衣と可愛い小町がいたからなんとか完走。
高校生で人生達観して、やたら弁が立つ八幡と雪乃はやっぱり苦手なタイプ。
雪乃は喋り方が＜物語＞シリーズのキャラと被りました。

自分は基本的に主人公は、不器用でも素直で一所懸命さが伝わる、
根っこに熱いものを感じられるキャラでないと、好きになれないようです。
斜に構えたりいじけたタイプでも、物語の中で成長してればいいんですが。

総評としてファンの方には申し訳ないけど
台詞の妙によりクスッと笑える点が多いのはいいので
個人的には佳作レベル。傑作とは言えない。

未読ですが原作のカラーなんでしょう。
この作品のすっきり感の足りないビター風味も苦手です。
実写ドラマも観る派なので、リアリティ重視はそちらで充分。

これはギャグが中途半端に感じる。

アニメでは、もっと意外性のあるキャラや展開を期待してしまう。
そしてコメディなら、アニメならではのギャグの徹底したはっちゃけ感が欲しい。
そういう点で例えば水島努や元永慶太郎監督作品にはよく嵌れます。

ぼっち系として共通要素のある作品の「はがない」と思わず比べてしまうと
「はがない」のほうがギャグが爆笑レベルで嵌れまたし感情移入も深かった。

とは言え、もっと主人公が二期でどう変化するか興味あるので
とりあえず二期も観てみます。