熊一郎 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
画竜点睛を欠く
オリジナル作品。ロボット戦争もの。全12話(分割2クールの2クール目)。
古代文明「アルドノア」の技術力をもって地球に侵攻してくる火星国家“ヴァーズ帝国”と戦争するお話。火星側の王女が地球でテロに遭って(火星的には)行方不明になり、紆余曲折の結果、主人公ともども銃で撃たれるという衝撃的な1クール目結末。。。
絵の繊細さと目が離せない展開、澤野氏の音楽で、中途半端な結末ながらもかなりの満足度でした。
そんなこんなで非常に期待が高かった2クール目。
決してつまらなくはなかったですが、残念ながら期待したほどではありませんでした。
12話中で、最終話が一番面白くなかったのが残念でなりません。
この作品の柱は「地球vs火星の全面戦争」と「姫をめぐる二人のイケメンの争い」だと思うのですが、どちらも消化不良でした。特に姫と二人のエンディングが全く描かれていなくて、あれで納得した人がいったいどれくらいいるのだろうか?と思います。
それでも、バトルシーンはこれでもかと良く動きましたし、地球軍のロボットもかなりカッコよくなっていました。1期に比べストーリーがバトル寄りになり、心理描写は減ったものの、全体通して緊張感があり、標準以上には面白い作品だったと思います。
ただ、もっと面白くできたはず。。。