「幸腹グラフィティ(TVアニメ動画)」

総合得点
70.9
感想・評価
957
棚に入れた
4742
ランキング
1466
★★★★☆ 3.6 (957)
物語
3.3
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚艶.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

ジャンル        :ストーリー4コマ漫画、日常グルメ漫画
話数          :全12話
原作          :川井マコト(4コマ漫画)
アニメーション製作 :シャフト
総監督         :新房昭之
シリーズ構成     :岡田麿里
キャラデザイン    :潮月一也
音楽          :コトリンゴ
主人公声優      :佐藤利奈
OP           :「幸せについて私が知っている5つの方法」作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - Rasmus Faber
              / 歌 - 坂本真綾
ED           :「笑顔になる」作詞 - 松浦勇気 / 作曲・編曲 - 北川勝利
              / 歌 - リョウときりん(佐藤利奈と大亀あすか)

参照元        :Wikipedia「幸腹グラフィティ」

【あらすじ】
 とある事情により一人暮らしをしている女の子、町子リョウ。ある日、叔母である明の頼みにより毎週土曜日だけ、はとこの森野きりんを自宅アパートに泊めることになった。リョウやきりん、予備校で知り合う椎名などと共に食事を通して温かい関係を築いていくお食事アニメ。 Wikipedia「あらすじ」参照

【特徴】
①日常系、ほのぼの
②料理、食事
③ハートウォーミング
④リアクション

【長所】
①繊細な背景画と食欲そそる料理絵
②食事シーンで繊細になる作画
③個性のあるキャラクターが登場

【短所】
①CGを斜めから見た場合に立体感が無い

【短評】
{netabare} まず長所①②です。本作の魅力のうちの1つである作画ですが、兎に角綺麗でした。背景の具体的な例は洗練されたデザインのリョウの部屋、スーパーマーケットの陳列棚にある商品など、基本的に線の細かい作画でした。料理絵はツヤのある作画で瑞々しく描かれていました。②の食事シーンは煌びやかなエフェクトが掛かり顔の作画が普段とは異なり、線が細くなり繊細になります。この時、まつげは長くなり、唇が描かれます。この様に全体的に作画に拘った作品のように感じられました。因みに特徴④のリアクションは食事シーンに起きる艶っぽい反応の事です。
 続いて③です。様々な性格のキャラクターが登場するのでキャラ立ちが良いと感じました。しかし、1クールと短く、キャラの掘り下げは無くその回限定のキャラも登場します。日常系作品なのであまり問題では無いかもしれませんが、少し悔やまれる事でした。

 次に短所です。上述の作画は長所でもありますが、実は完璧という訳ではなく、斜めからの視点では表面に凹凸が無くのっぺりしています。映像技術は日進月歩ですがまだまだ改善の余地があるという事でしょう。{/netabare} 

【総括】
 今や深夜アニメの鉄板とも言える日常系作品に料理アニメの食事におけるリアクションシーンを盛り込むという新感覚作品。可愛らしいキャラが食事をするとどうなるのかが最大の見所になります。また、日常系作品の良いところである個性のあるキャラクター達が織り成すコメディーも描かれており、ほのぼのさせられる作品です。尚、上述の作画以外の要素も落ち度は無く全体的に丁寧でした。



【蛇足】

●町子 リョウ(CV:佐藤利奈)
美術高校を志望する予備校に通う中学生。
祖母亡き後1人で家事全般をそつなくこなし
料理は大の得意。
性格はおっとり。

薄ピンクのセーターが似合う。


●森野 きりん(CV:大亀あすか)
リョウとは同い年のはとこ。
美術高校に入学すべく日曜の予備校に通うため土曜はリョウの家に泊まる。
見た目は背が低く少し幼め。
性格は活発。

足音はペコンペコン鳴る。


●椎名(CV:小松未可子)
リョウと同じ予備校に通う中学生。
ミステリアスな雰囲気を漂わす。
大人びた性格。

全体的に淡い栗色。


●音楽
OPの坂本真綾さんが歌う「幸せについて私が知っている5つの方法」
ふんわりした歌声がとても作品に合っているように感じました。
私はかなり好きです。


【思った事】

料理アニメといえば「リアクション」
という事で取り入れられたのか分かりませんが
原作もこんな感じなのでしょうか。


食べた反応が色っぽくなるという発想は
実際に食事をしている人を見て色っぽく見えたのでしょうか。
確かに色っぽい人は何をしても色っぽいですが
若しかしたら作者は食事している時が特に艶やかに見えたのかもしれないですね。


うーん。
そこはかとなくフェティッシュのかおりがします。


そういえば
料理アニメを幾つか観た事があるのですが
何れのアニメも中々いいリアクションしてました。
大体ギャグっぽくなりましたがw


以前途中まで見た
『焼きたて!!ジャぱん』
これも激しいリアクションだったような。

『中華一番!』
もかなりオーバーだったような。


この2つは食事中に見ると食べ物が胃に入らないのです。
入る場所が気管という立派な飯テロアニメなんですよね。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 248
サンキュー:

13

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