ほめ太郎 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:今観てる
途中までの盛り上がりはよかった。。。
1期からのまとめとしてレビューお書きます
お話の展開としてはロボットアニメによくある
戦乱の中、半強制的に最前線に駆り出されるようになった少年兵のお話で
設定としてはありがちですがそれのおかげですんなり物語には入れ込めるイイ作品だったと思います。
A-1picturesが作ってることもあってアニメーションもCGもすごく綺麗で戦闘シーンのスピード感や爽快感がすごく良く、また機体のデザインも敵機、味方機ともに丁寧に描かれていてすごく見ごたえがありました。
主な登場人物は
主人公の界塚伊奈帆
ヴァース帝国第一皇女アセイラム・ヴァース・アリューシア(アセイラム姫、セラムさん)
そのアセイラム姫を敬愛するスレイン・トロイヤード
ストーリー原案があのまどマギの虚淵玄(うろぶち げん)さん
さすがというだけあって1期からなかなか見ごたえのあるストーリー展開で
{netabare}地球との和平に望むため地球に来たアセイラム姫はヴァース帝国の強硬派による暗殺計画によって命の危険にさらされるが、偶然が重なり命からがら逃れ地球人に身を扮し地球連合軍に保護される。そこで出会った地球軍として従軍していた少年、界塚伊奈帆と出会い親交を深める。そしてアセイラム姫は地球軍側からヴァース帝国へ停戦を呼びかけるため正体を明かすが呼びかけに失敗し停戦に至らなかった。そして{/netabare}
1期の最後
{netabare}地球軍のパイロットである伊奈帆は停戦呼びかけの妨害をした敵本拠地に侵入し、そこに同じくアセイラム姫を助けようと潜入して敵機に乗っていたスレインと戦闘になり瀕死の重傷を負う。自分を守ろうと戦い傷ついた伊奈帆を見たアセイラム姫は伊奈帆を助けようと彼に手を伸ばすがその直前、ヴァースの貴族ザーツヴァルム伯爵の凶弾に倒れる。その状況を間近で目撃したスレインは悲しみにくれた後、何かを決意しアセイラム姫を利用し倒れる原因を作った伊奈帆に銃口を向け銃弾を放つという{/netabare}
見事な幕引きをし2期を大いに期待させてくれました。
そして、2期に突入したのですがそこからというもの主に戦闘、戦闘の繰り返し、まあ戦闘シーンは戦闘シーンで見ごたえがあり面白かったのですが1期に出てきた魅力ある登場人物の感情の変化が読み取りづらくいまいち感情移入しづらかったです。
{netabare}あとはやはり虚淵玄さんだけあって基本的に主要人物同士がくっついて幸せになるというようなことはなく、地球とヴァースが平和になって幸せになりました。っ的な現実的な終わり方でラブコメ的な群像劇が好きな自分としてはなんか腑に落ちないというかがんばって戦ったのに誰も想いが報われないのはなぁとおもってしまうのが個人的な感想です{/netabare}
まぁ自分の好み的に終わり方には色々思うところはありますが
アニメとしてそれなりにすっきり終わったと思いますし、これからOVAや映画化などもなくはなさそうなのでその辺に期待したいと思いました。