勅使河原 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何故かあにこれでは伸びない
脚本、声優、音楽、キャラのどれをとっても日本最高レベルなのだが、何故このサイトではこんなに過小評価されてるのか不思議でならない。
作画が不安定ではあるが、それだけでこれほどに評価が下がるのか?
むしろこの作品にはそんな作画の問題を凌駕するほどのクオリティを誇る他の要素があるではないか。
私はこれは日本トップレベルの作品だと自信を持って言える。
私にとっての最高傑作ではなく、日本にとっての最高傑作だと。
そう言えるだけの物がこの作品には詰まっているのだ。
この作品が過小評価される原因に1つ考えられることがある。
それはこの作品影響力が強すぎたことだ。
この作品にはループ物、可愛いキャラとは裏腹の黒い世界などの今となっては散見される要素に溢れているため、これを見た当時の人々がこのアニメから着想を得て新たにアニメを作る。
そしてそれを今の視聴者が見る。
その後色々調べていく中、まどマギを知り視聴する。
様々な所で既視感を覚え、あまり面白さを感じなくなる。
といった流れだ。
これならばなるほど、このアニメが今では過小評価される理由もわかる。
あまりに都合の良すぎる推察だろうが。
ともかく、これを超えるアニメがこれまで20作品もあるとは到底考えられない。
このアニメが評価されない理由がわからない私は、もしかしたら老害なのかもしれない。
アニメの業界も1つの時代が終わり、新たな時代が始まっているのかもしれない。
だとすれば悲しいな。