たんぽぽの花 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
食の幸せがすごい良い表現で良かったです
物語は両親が海外でそれまで、おばあちゃんと育ってきた主人公だが、
料理はなぜかおいしく思えない。しかし親戚の同じ歳のきりんが週末限定で来るようになって料理の味の変化に気がつく、1人で食べる味と誰かと食べる味は、同じ物でもおいしく感じれる。それはリョウが忘れていた事を少しづつ思い出すきっかけになった。
題材としては食ですが、人間の衣食住の中の1つ食を題材にしているから、おもしろかったのかも、、、少なくても私はそう感じました。
うんちく~~~
たかが、食と思う人も多いですが、ここに1つの統計が有ります。
夫婦そろって食事をとる夫婦と別々になる夫婦では離婚率が断然違ってきます。また子供の犯罪に関しても親が共働きと、家族が食事を一緒にとる過程では、犯罪も違ってきます。これはなぜ?と言うより、もしかしたら当たり前なのかも知れません。夫婦、親子、それぞれの立場が有り、食事は顔を合わせ、コミニケーションを取れる機会、それが食事、その際に色々な相談や雑談でお互いの事を理解する。これが近年少なくなり、結果、離婚、犯罪の計数が増えていると、言うものです。
確かに、親はやはり子供の事を見る事は歳が大きくなるにつれて少なくなり、引きこもり、お互いの考えを飲み込めないと、どれだけ親子だと言っても他人に近い存在になってしまいます。食卓は相手の好みや、嫌いな物、学校、職場の話もでき、これが大事な事だと思います。私の家は昔はまず、食事中にはTVは厳禁、食事のマナーなどを結構厳しく有ったが、それが今、マイナスになっている事がない感じがします。皆さんはどうですか?