あしすと さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
好きなポイントは、どことなく滲み出るゴジラ感(15.3.31少しだけ加筆)
(以下、原作読了前に「ゴジラ感」をテーマに書いたレビュー)
{netabare}原作未読です。
好き勝手な解釈をしますw
乱暴な言い方をしてしまうと、よくありがちなラノベ原作バトルファンタジーハーレム作品ということになると思いますが、
自分がこの作品の好きなポイントを挙げるなら、「どことなく滲み出るゴジラ感」です。
ちなみに自分は90年代ゴジラに親和性がある世代なので、イメージしているのは「ゴジラvsビオランテ」~「ゴジラvsデストロイア」あたりのゴジラです。
この作品において当面の目的はドラゴンを倒すことですが、その倒し方に工夫を要するのが良いですね。
魔法(この作品では別の用語がありますが、めんどくさいので「魔法」とします)を真正面からぶつけても、ドラゴンは倒せない。
そのため、魔法をどう活用するか工夫する。
人類の科学兵器も使用する。
まさに、手を変え品を変えゴジラに挑んでいた人間たちのよう。
また、ドラゴンのデザインもまさに「大怪獣」って感じのものが多くてゴジラ感w
バトルファンタジー作品は、世界観によっては大怪獣が大怪獣たりえない作品も数多く存在しますが、その点この作品は正しく「大怪獣」という感じでゴジラ感がありました。
ただ、もし「ゴジラ感」をもっと追求して良いとしたら、残念だったのは主人公周辺のキャラが空を飛べる設定。
せっかく緻密な作戦立案をして、「工夫」してドラゴンを倒していくストーリーなのだから、工夫もへったくれもないと思えてしまう飛行設定は、作戦や工夫の必要性をかすませてしまう悪設定だった気がします。
…というのは、勝手な解釈でゴジラ感を求める自分の言い分で、原作者さんはそういう方向性で書いたわけではないでしょうから、まぁどうしようもない勝手な感想なんですが(笑)
ということで、ハーレムバトルファンタジーを期待して見ていた序盤は微妙な評価をしていたのですが、
終盤近くになって「ゴジラ感」という楽しみ方を見つけてからは、それまでより全体の評価が上がったのがこの作品でした(笑){/netabare}
(以下、15.3.31原作読了後加筆分)
現段階の最新巻まで原作読みました!
アニメは意外と原作改変してるんですね!
でも改変はそんなに悪くない改変だったと思います。
また、アニメと原作を比べると、作風も少し違いました。
アニメは夜のシーンを多用して、王道バトルハーレムの中にも少しダークな作風を演出していた気がするのですが、原作は思った以上にダークではなかったです。
私が個人的に大好きな「ピンチになっても最後にはみんな幸せになる水戸黄門系」の作風。
読み始める前に抱いていた印象よりも作風がドンピシャで、個人的に3番目に好きな王道バトルハーレム系作品になりました!
(3位というと微妙と感じるかもしれませんが、近年のラノベ原作王道バトル作品のアニメをほぼ全部チェックしている自分にとっては原作読破だけでも高評価群で、その上3位というのはおそろしく超上位です)
でも、わざわざ加筆しようと思ったのはこんなショボイことを書くためではありません。
ちゃんと理由があるのです。
リーザ・ハイウォーカーさん!
マジ魅力的!
同ジャンル作品のお嬢様キャラの中でダントツの歴代No.1!
お嬢さまキャラでこれまでにピンとくるキャラに出会ったことのない方なら、銃皇無尽のファフニール5巻まで読んでみてください!
これは冗談じゃなく、マジでおススメします!!