こたろう さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一般人お断り
これ、かなり痛いです。(けなしているわけではありません)
大学のヌルいサークル活動の話しですが、オタクの生態を描いています。
登場人物達の行動をみて、
「あ~、あるある」「居るよなぁ、こんなヤツ」
と思える人でないと、何が面白いのかサッパリわからない。
でも、それが解る人だと、自分自身と照らしてかなり恥ずかしい思いを味わってしまうというダブルバインド。
面白かったんですが、若き日を思い出し、羞恥心で身悶えしながら視聴しましたw
本作の特徴はやはりオタクの描写。かなりリアルです。
いつもダッサい服着てるし、
猫背で歩くし、顔色悪いし、
どこでもリュック背負ってるし、
グッズには金に糸目を付けないし、
理屈こねるときだけ元気だし、
女の子の顔を真っ直ぐ見れないし、
一般人とまともに会話できなし・・・・・・
とまぁ、細かいところまでやたら凝ってる。(解ってしまう自分が悲しい)
そんなリアルなヲタ連中の中に、有り得ない人物を紛れ込ませたお話です。
全くオタ臭のしないリア充君(でも中身はオタク)
ヲタに突込みを入れる一般人の女子(リア充君の彼女)
この2人の存在が本作をフィクションにしています。
そうじゃなかったら、ホントに見るに耐えないオタクの日常、日記アニメになっちゃいます。うわぁ、見たくねーw
自分自身がオタク、あるいは身近にオタクが居る人には楽しめる作品です。
(あにこれの参加者は殆ど該当しそうですがw)
ちょっと自虐気分を味わいながら、ご視聴ください。