「十二国記(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
1685
棚に入れた
9129
ランキング
124
★★★★☆ 4.0 (1685)
物語
4.3
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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ネタバレ

直球 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いかにもNHK!

文庫本売り上げシリーズ累計750万部以上。アニメ全45話長編作。未完結であり、今後の製作については不明。しかし、45話の中で時系列が存在しているため、未完ではあるが区切りはしっかりしているので、観ても問題なし。

主な内容としては、設定上二つの世界が存在しており、一つが日本(倭)、二つめに十二の国と中央の黄海からなる世界。物語は十二国での話が中心で十二の王と麒麟が存在する。麒麟は一つの国に一人。要するに王と麒麟が各国一人ずつ存在している。この世界では麒麟は神という存在。役割が二つある。1つが王を選ぶこと。二つめが王の統治を支えていくことである。
それに加えて、日本と十二国の世界は異世界であるため普通では行き来することができない。しかし唯一麒麟だけはそれが可能。そして時間軸は両国とも同じである。
ここまでが設定上の説明。

そして物語だが、登場人物は日本の女子高生(中嶋陽子)とその友達二人。第一話で突如、陽子の前に麒麟が登場するところから始まっていく。ここからはぜひアニメで。

観終わった感想としては、人間の本質とはどいうものであるのか。どうでないといけないのか。いけないという表現はあまりにも決めつけが強すぎるのであまり良い言い方ではないのだが、それでも人の心のありようを学ぶことができるアニメだなと強く感じました。人生は楽しいことだけではない。悲しみや苦しみのほうが多いかもしれない。しかし、そんな困難な時こそ心の持ち方次第で世界(人生)を変えられる。主人公の生きざまが、そう教えてくれたように感じられました。いかにもNHKらしいテーマのアニメです。
最初は内容を理解するのに時間がかかりましたが回を追うごとに、このアニメの奥深さが際立ちます。
ぜひ45話すべて観ることをおすすめします。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 256
サンキュー:

3

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