※アニをた獣医師 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「人生」と呼べる作品かもしれない。
1期と2期。含めた感想。
1期は渚とともやの日常とコメディを含めた、比較的心の負担が少なく見やすい、そしてなんともいえない、ほほえましく、儚くも青春を感じさせる学園生活を主軸としたないようになっているストーリー。
それぞれ、各々自分の道を進むために、勉学はあまり描写されないが、恋愛や青春、そして演劇の部活など、自分のやりたいことを見つけていく準備のような感じの物語でもあった。
そして2期でも前半はその物語が続く。
別の世界。1期でもあった不思議な世界。
少女と壊れたロボットの世界、あれが渚とともや、もしかしたら汐かもしれないが、完全にはわからないけれど、それをなんともいえないように表していると感じる。何度も見て理解を深められるといった感じだ!
2期はもう、前半は更に青春をしている!そしてねこちゃんの物語、儚く切ない、みさえさんの恋物語、それは涙なしでは見られない…
後半は、渚、ともや、そして、汐、家族というものがどういうものか、それを表してくれている。
自分はこの作品のテーマは家族だと思った(実際は家族がテーマなのはKANONだった)、でもこの作品のテーマは「人生」、これを聞いて納得した。だれがみても損はないというか、この作品から得られるものは多すぎました… ありがとう、感謝です!
まさに「人生」と呼ぶのにふさわしい。これだけできたストーリーはなかなかないでしょう。
Key作品はそれぞれいろいろな意味を与えてくれる。
ここでも言いましょう。
「全ての鍵っ子に良い記憶を。」良い思い出を。
自分はこの作品をみて、本当に鍵っ子になれてよかったと思うのです。
17話、18話が一番好きなのでそのお話を。
{netabare}ともやが汐とちゃんと向き合う話。彼が旅行を通して、自分が渚の夫であること、そして汐の親であることを実感するお話。
汐も初めはパパの事が怖いけど、大好きに決まっている。そんなパパから旅行へいこうと言われたときは嬉しかったに決まっている。汐も渚ママのことをいっぱい知りたかっただろうし、二人がどんなだったかもっと聞きたかっただろう。
泣いていいのはトイレとパパの胸の中だけ。そういわれていた汐がともやの腕の中で泣けたことはとても幸せで嬉しくて、何より悲しかったのではないかな。
1回目の時、号泣でした。
{/netabare}