egパン屋 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
かなり青春な話
月マガ連載当初から原作の方は読んでいて、アニメ化が決定した時は多少の不安はありましたが、ノイタミナ枠での音楽を題材とした作品にということでとてもわくわくしてました。
漫画の方ではセリフ回しに関しては特に気にならなかったのですが、アニメが始まってしばらくはポエムな感じがくどく感じられました。途中からは慣れましたし、作品の特徴、個性という点で逆にいいのではと思い直しましたが・・・
{netabare}
内容はザ・青春って感じです。
母親の死がきっかけで演奏できなくなってしまった天才ピアニストである主人公が天真爛漫なバイオリニストと出会い、振り回され、成長していく物語です。
登場人物に嫌なやつがいないので、心の平穏を保ちつつ鑑賞することは容易であると思います。キャラに関して不満を挙げるとすれば、武士や絵美の登場回数をもう少し増やしてあげてもよかったのではないかということぐらいでした。
タイトルである「四月は君の嘘」の嘘については物語が進んでいくうちに、割と早い段階から感づくこともあるとは思います。が、最後話で語られる、嘘をついた経緯などを見た後では、ヒロインが主人公の物語のようにも見えてくる話になっていました。
作画も最後までだれなかったし、特に最終話での作画は素晴らしかったです。演出がやりすぎだなと思うところもありましたが・・・
~ {/netabare}
とても楽しめた作品でした。強くお勧めします。