チョロ松 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
精一杯生きたよ
幼少期母親を亡くした、公生と
病を患いながらも精一杯生きているかをりの話。
ピアノ演奏家の公生は幼少期に母親を亡くし、
ピアノの音が聞こえなくなってしまい、
ピアノから遠ざかっていたが、
バイオリニストのかをりとの出会いが公生の周りを変えていった。
かをりと出会ってからの公生は自分が一人じゃないことに
気づいてまたピアノを弾き始めた。
でもかをりは病を患っていて、
一曲弾くのが精一杯の身体だった。
高校入試前のピアノコンクールに向けて
ピアノの練習に励もうとする公生の前で
意識不明になったかをり、
コンクール当日手術を受けるが、
亡くなってしまう。
でも公生の前に現れたかをりは楽しそうに
バイオリンを弾き、公生にお礼を言って行ってしまう。
最終話で流れたピアノはとても切なくなんだか、悲しくなってきます。
かをりの精一杯生きたよって思いが出ていました。
その他でも使われていた曲たちもその時の公生やかをりの心情を
表しているような曲でした。
声優の種ちゃんや花江君の声もキャラにあっていてとても良い作品でした。
最後は笑って終わってほしかったです。