オキシドール大魔神 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
メディアの自由を巡る人々の戦いを通しながら、主人公の真っ直ぐな成長と恋愛を描く
架空の法律が社会に重大な影響を与えていることから、パラレルワールドやディストピアの世界を描いたSF小説にも分類されるが、主人公の成長と恋愛模様を描いた恋愛小説の要素も多分に含まれている(Wikipedia引用)。
物語的にも、主人公の人格的にもレビュータイトル通りで王道的なので、安定してある程度は面白い。主人公が図書隊員を目指した理由が若干軽いが、逆にリアリティーがあるとも言えるかもしれない。個人的に印象的だったのは、最終話の一話前で、玄田がサブマシンガンの銃弾を何発も食らったところ。それにもかかわらず、しっかりと生還したのは、基本的にキャラ死にが嫌いな自分にとっては良かった。文句があるとすれば劇場版商法なところか。もっとも、アニメ化から劇場版決定までは数年の間があったし、アニメはアニメで一区切りはついているので、アニメをやっていた当初は、劇場版まではやるつもりはなかったのかもしれないが。
声優はまあそれなり。キャラも、石田彰のキャラが若干癖がある程度で、それ以外は適度な特徴で程々に真面目なので、少なくとも味方側のキャラを嫌いになる要素はないかと思う。主人公のルームメイトである沢城のキャラなんか、恋愛面で主人公の背中を押したりして結構いいキャラ。