そふぃ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
そして、1つだけ嘘をつきました―
[あらすじ]
主人公、有馬公生は母が叶えられなかった「世界的なピアニストになる」夢を叶えるために、幼い頃から虐待に近い厳しい指導の下で練習に励み、「正確かつ厳格」と評された演奏で国内外の数々のコンクールで優勝を果たした。その一方で、「ヒューマンメトロノーム」「母親の操り人形」「機械仕かけ」「コンクールだけのピアニスト」「譜面の僕(しもべ)」「コンサート仕様」などと揶揄されていた。
幼なじみの椿を通じて、ヴァイオリニストの宮園かをりと知り合う。天真爛漫、喧嘩上等、初対面で盗撮魔と勘違いされるなど第一印象は最悪だったが、コンクールでの彼女の演奏に心を奪われる。
個性溢れる少女に魅せられ、公生は走り始める―。
[ストーリー]
ネタバレはしないよう心がけます(^_^;)
まず、こんなに泣けるアニメは久々見ました!今も心にジーンときています…。漫画と同じストーリーの展開でしたが、結末を知っていただけに、見るたびに辛さが増してました。1クール目は音楽の話が主でしたが、2クール目は人間関係なども描かれています。
[音楽]
この作品は音楽が主なので、クラシックの様々な曲がコンクールなどの場面で演奏されます。とても美しい音色に間違いなく聴き入ると思います!
また、OPですが、
1クール目は[Goosehouse]の「光るなら」
2クール目は[コアラモード]の 「七色シンフォニー」です!
どちらもほんとに素晴らしい曲でした!コアラモードはこの曲でメジャーデビューだそうなので、後々大いに期待が持てそうです(^o^)
[作画]
時々ん?と思うときは無いと言ったら嘘になりますが、全体的にはとても綺麗でした!心情描写などはとても丁寧で、分かりやすかったです。あと、背景などもけっこう綺麗だったと思います!
また、やはり演奏シーンは圧巻でした!あそこまで丁寧に描くのには恐らく普通の3,4倍の作画量が必要だと特集で知り、ほんとに感嘆しました。
[キャラクター・声優]
やはりヒロインである宮園かをりがキーパーソンであり、魅力で溢れています!天真爛漫で自由ですが、不安に涙する時もあるなど、ヒロインらしい、ヒロインでした。また、主人公の親友の渡は、ただのイケメンで、むちゃくちゃ良い奴でした!あんな友達ほしいなあ~と思ったりします(^_^;)
声優さんは、割りと最近の人が多いなあという印象でしたが、良い演技だったと思います(^^)
[最後に]
最後に、逆境をチャンスと捉えるか、不幸な事故と捉えるか―、そんなときの渡の言葉を紹介します。
「スーパースターに挫折はつきものさ。逆境でこそそいつが本物かどうかわかる。だってよ、星は夜輝くんだぜ。」
なんだよこのイケメン!!