かしろん さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
やりたい放題だな
すげぇなあ。即時で登録されてるのか。
Sex&VIOLENCE with MACHSPEED
http://animatorexpo.com/sexandviolencewithmachspeed/
元ネタは怪作パンティ&ストッキングwithガーターベルト。
やろうとしてることはおおまかに3つなのかなぁ、と。
{netabare}1つ目 何でもあり。
冒頭に親殺し子殺しについて話してる。
つまり、ここは何でもありの世界なんだよ、と。
何のことかというと
「このアニメーター見本市って何でもありなんですよね。
テレビ電波に乗っけるわけじゃないからやりまくりますよ。
エロ、ホモ、グロ、バイオレンス。
やりたいことやりまくりますよ。
やりまくったらこんな作品になりますよ」
という宣言。
2つ目 価値観の違い1
わざわざ画面一杯に出る文字。
話の流れを書くと
ダッチワイフをボロボロにされて怒る主人公。
所詮ビニールが破れたぐらいで何を言ってるんだ。こっちは人が殺されてるんだと怒る敵。
ここで画面に「価値観」とか「価値観の違い」とか挿んでくる。
これ、アニメ見てる人なら分かりますよね。
このアニメすっごい面白いんだよ。感動するよ
と、アニメ見ない、むしろアニメを見下してる人に言っても
は?何言ってんの?所詮絵空事でしょ?そんなんに感動してんの?気持ち悪い。
とか思われちゃう。
無条件な相互理解って難しい。
3つ目 価値観の違い2
締めにも親殺し子殺しについて話してる。
1つ目、2つ目のまとめとして
「やりたいことをやりまくったら、やってる側と見てる側での価値観の違いからこういうとんでもない作品が出来ちゃうんですよ。
それでも、表現者の最先端にいたいからやり続けるし走り続けますよ」
という宣言。
で、面白かった?と聞かれると
疲れるし、私がアニメ作品に求める価値観、感覚とは合いませんでした。
って感じです。{/netabare}
声優の星5は、日本アニメーター見本市全てに対して。
その他星は評価保留。