紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なんとなく 心温まる物語
本作は作画が3CGで製作されたということもあって
公開当初から多少は興味はあったが、普段なら視聴することもなく
記憶の片隅から消えていくのだろうが、今回ちょっとしたきっかけで
視聴する機会を得たので十数年振りに「ドラえもん」を視聴してみた。
感想から先に書くと、まぁ作画はW.Dピクチャーズの作品に
見事な位ひきずられていて「ドラえもん」という先入観がなければ
普通にディズニー作品と間違えそうな絵面だった。
本作の公開直後に「ドラえもんに3CG製作はあわない」と言った論評も
あったみたいだが、個人的にはそう違和感はなかった。
まぁピクチャーズ作品もそうなんだけれど、全体的に動きがぎこちないのは
今後の課題なんだろうな(笑)
それでもドラえもんやのび太たちの表情のは比較的豊かに表現されていたと思う。
いろいろ課題はあるだろうけど3CGアニメには今後期待したい。
ストーリーの方は、一時期同人で出回っていた偽最終回ではなく原作本編にある
なんちゃって最終回の物語がベースになっていて藤子・F・不二夫作品のなんとなく
心温まる物語で私のような古い原作読者にとってはノスタルジックになる作品でした。
アニメ「ドラえもん」のキャストが総入れ替えして今年で10年目らしいが
各キャストの担当声優の演技も熟成されてきているのか、久々に視聴する私には
特に違和感はなかったが、やはり交代の時は違和感があったのかな?
そもそも大山ドラえもん自体を見なくなってかなりたっていたからそんなに
なかったかもしれないが(笑)
まぁ担当声優が交代してどんな風に変化したのかちょっとだけ気になっていた
私にとっていろんな意味で有意義な機会でした。
余談
しずかちゃんの入浴シーンはお約束なんですね(笑)