norimeru さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
真剣でストーリーを考えなさい!!
視聴終了
レビューの追加です。
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ゲームが原作らしいですが、やってないので白紙状態で第1話観ました。
大合戦で始まり、格闘+ラブコメ系と思いきや、2話目からははサービスシーン続出。ストーリーをそれほど重視しないハーレム系アニメなのでしょうか。
個人的には、地上波で規制かけるような演出は好きではありません。初めから隠さないでいい程度にしておいてほしいです。ブルーレイ購入してくださいってことでしょうか(それが観たいがために購入はしませんけど)。
この先どうなることやら・・・
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どういう流れか、10話まで続けて観ています。
こだわるようですが、脱衣場で鉢合わせするなど相変わらずサービス精神旺盛な描写。
6話のお神輿や飴をなめるシーンはどうにも・・・・でした。
いや、私、下ネタもエロも大好きなんですよ(大きな声では言えませんが・・・)。
ただ、アニメではちょっと考えてくれ、ってだけです。
で、2話で出てきた板垣姉妹が再登場。
四天王だった天衣も加わり、バトルモードへ突入か!!。
ちょっと待ってくださいまし、四天王だったって何?。
ゲーム知らないときびしいですが、そこはウィキってついていきます。
ふむ、なかなかのバトル。
うわあ、ドラゴンボールばりの「気」、この戦いは尋常ではありません。
しかも天衣の手足には、サイボーグ002と004を足しても負けそうな武器とジェット噴射。
百代さんピンチ、と思いきや、「川神流超回復術!!」。
悟空でも仙豆食べなききゃ回復しないのに、こりゃすごい術です。
恋の行方も、ただのハーレム系とは少し様相が変わってきた景色。
百代さんに松風(まゆっちですよね)がきびしい指摘をして、これもバトルモード?。
ここまで来たからには、最後まで観てみようかと積極的に思ってます。
そんで、なぜこのタイミングでレビュー更新なのか。
他にも観なきゃと思っているものいっぱいあるのに・・・。
「起きないよ、ナオエもん、助けてー」とか「かみかぜの術」とか(ともに4話)、オマージュ(お遊び?)がある作品ですが、10話で出てきた川神流「飯綱落とし」が琴線に触れたから。
「飯綱落とし」の名称は他でも使われているみたいですが、やはり元祖は「カムイ外伝」ですよね。
白土三平原作のこのアニメ、大好きだったので思わずレビューに書きたくなりました。
これからも恋にバトルに頑張ってほしいです。
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でもって、最後まで見た印象です。
主人公を巡って争った百代さんとヒロインたちとは、風間ファミリーとともに大和に協力して日本を守るために戦います。
が、橘さん、板垣姉妹や刑部はとても強く、彼らとの戦いで大和たちは劣勢に立たされてしまいます。
しかし、そこで加勢に来るのが九鬼さん姉弟やら不死川さんたち。
川神大戦以来のオールスターキャストで、大勢を立て直します。
まどっちら4人は大和からの激を受け、それぞれの相手に打ち勝ちます。
百代さんも、橘さんの飯綱落とし返しを筋肉ドライバーならぬ川神ドライバーで撃破(この技、厳密には「筋肉(川神)バスター」の間違いですが)。
最後には百代さんたちの勝利で終わるのでした。
胡散臭かった現総理はやっぱり悪い奴でした。
橘さんは自分が悪者になってでも、部下たちの名誉を守り、無念を晴らそうとしていたのでした。
それなりの筋立ては、あったと言えるでしょう。
とはいうものの、展開は微妙と言わざるを得ません。
傷ついた百代さんが大和のキスでよみがえったり、だれが好きかでひと悶着あったりしまそたが、もうどうでもいい感じです。
1話の川神大戦で登場させたたくさんのキャラが、ほとんど生かされていませんでした。
ヒロインいっぱいのハーレム物だったのに、ISほどにはそれぞれが魅力的ではなかったのです。
(唯一、まゆっちだけは特徴的だったかな。)
バトルでのパロディ技はファンを意識したのでしょうが(飯綱落としにはグッと来たけれど)、かえってそれがあざとく見えてしまったように思います。
BD版ではきっと解禁になる、お風呂とかベッドサイドのシーンも不要でしたね。
結局、どこをとっても中途半端で終わってしまった印象です。
ゲームをしていた人になら、もう少し評価されるのかもしれません。
けれど、主人公を中心としてバトルを交えた日常を描くとか、ヒロインアニメを極めるつもりでないなら、もう少しストーリーを考えてほしかったです。
総括
ちょっぴり残念な、バトルヒロインアニメだったかと