いっき さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
物語の''過程''を経て純粋に泣ける作品でした
全24話、今のJ.Cスタッフでは作れない時代のJ.C黄金期の作品。
実は、主人公のシュガーの声を、当時売れっ子の山本マリアさん担当でしたが、訳あって今は亡き川上とも子さんが声を担当した作品。
主題歌も、ドイツの歌でしたっけか、そのカバー曲を担当した石田さんの歌も名曲の作品。
物語は、突如妖精を見られるようになった、サガ・ベルインマンという少女が織り成す兎に角ほんわかな物語のアニメ。ですが当たり前のように見えていた妖精たちとの別れも描いているアニメ。
ベルギーの方が有名ですが、ドイツの舞台のワッフルの「わっほー」とか今でも印象に残る名言です。
このアニメは、なんとなく見ていると良い意味で裏切られるアニメというのが印象です。
ほんわか妖精たちとサガの成長を描いたアニメなのですが、その物語の過程、序盤の伏線、それに締め、どれも今では名作といって良い作品でした。
また、このような、ほんわかなんだけど、物語の軸、それに締めも大切にしているアニメをまた見たいです。
キムシンさん(木村真一朗さん)とかまだアニメ業界にいるのでしょうか?