disaruto さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アイドルはキラキラしてなきゃね☆
制作はA-1 Picturesで原作はゲームです。
ジャンルはアイドル・青春群像劇です。
雑居ビルの三階に構えられた「765プロダクション」。
所属アイドルたちが、一人前の人気アイドルになっていくさまを描く。
「アイドル作品」と言えばこれ。
いっぱいアイドルが出てきます。
あなた好みのアイドルがきっと見つかりますw
前半は弱小事務所のサクセスストーリー、後半はそれに加えて売れっ子としての葛藤が描かれます。
全体を通して日常回が多いので、中~終盤にはキャラに愛着が湧く構成です。
欠点として本筋がスローテンポになっていますが、キャラありきの作品と思いますので丁寧な描き方は好印象。
キャラの印象が良くないと、ストーリー上でキャラが葛藤していても何も面白くないですもん。
{netabare}それでも一話の謎PVはいらなかったような気がw
これで視聴者が離れる恐れがあるし(私です)。{/netabare}
ぶっちゃけ、最初はキャラが大量にいて訳分かりませんw
ゲームコンテンツだし、諸般の事情でキャラは出さないといけないから仕方ない。
そのための日常回であり、2クール作品であり。
メインアイドルは三人ですがそれ以外も見せ場が用意されていますので、あなた好みのア(ry
ストーリー展開が単調気味なのは気になるところ。
三人のキャラがメイン扱いで大きな見せ場がありますが、話の流れが似ていてデジャブ感がw
でも「成長」のストーリーって、「成功→挫折→葛藤→成功」が基本だから、バリエーションを付けるのは難しいのかな?
文句付けましたけど、千早ちゃんの話とか私の目から綺麗な光るものが零れ落ちましたのでw
千早ちゃんの楽曲はマジでガチ。
見終わってすぐにトゥタヤに探しに行ったしw
あと春香ちゃんの葛藤もマジでガチ。
彼女のリーダー性とセンター性を表す適切なエピソードだと思いました。
{netabare}あと「ジュピター要る?」問題。
敵役は大事(テラ子安)だと思うのですが、男性アイドルキャラ必要なのかなと思ったんです。
でも本作は「キラキラした女性アイドル」に主眼を置いていますよね。
だから、目立って損な役回りは男性アイドルキャラにしたのかなって。
勝手な妄想w{/netabare}
総括して、作画面などの細部にもこだわった王道の青春群像劇として楽しめました。
癖も強くなく、ストーリーの面でも予想以上にしっかりしていたので、間口の広い作品だと思います。
勿論、萌え豚さんもOKですよぉ☆