田中タイキック さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:----
そして僕に甘ったれるなって言ってた
1993年7月10日公開 上映時間50分
第12作目の劇場作品
セルゲーム終了から少し経った後、ボージャックとその一味を相手に戦う孫悟飯を主人公にした映画ですね。
世界的大富豪ギョーサン・マネー主催の天下一武道会が開催される所から物語は始ます。
ギョーサン・マネーって・・・いつにも増して適当なネーミングが印象的な今作
見どころはヤムチャ、天津飯、チャオズなど普段出番があまり無いキャラも出演している点
いつものメンバーも大体揃っていて総当り戦のような形で試合は進んでいきます
ヤムチャはポールの上で寝てるという超絶舐めプをかまし油断を突かれ海に落下というレギュラー陣でも一番情けない形で終了
とっさの舞空術も出来ないってどんだけ鈍っていたのか・・・
さり気なくピッコロさんも出場しちゃってます。
あまりこういう俗っぽいイベントには参加しないイメージでしたが
「少しは骨のある奴がいると思って」と参加動機を話していました。
お眼鏡に叶う人物はいなかったらしくすぐ試合放棄して何処かへ飛んでいっちゃいましたけどね。
どうやら天津飯、トランクス、悟飯は骨のない奴らしいです。
天津飯vsトランクスという珍しい対戦カードが見られるのも特徴
結果はトランクスの勝利でしたがトランクスに超サイヤ人を引き出させるほどには善戦してました。
昔から天津飯の強さは計りきれない部分があります。
決勝戦の出場選手は
孫悟飯
トランクス
クリリン
ドスコイ ←!?
んん??こんなモブ力士出すなら天津飯かヤムチャ出してやれよとは思いました。
ここでやっと今作の敵キャラ登場。中盤まで敵が全く出ないDB映画もけっこう珍しいです。
ボージャックの仲間のデザインは何となくドラクエ6を思い出しました。
こちらの方が先でしたけどね。
ガタイのいいモヒカン頭を見ればハッサンしか思い浮かばないのも無理ないですよ!
しかしボージャック一味の連携のとれた戦闘シーンは中々見どころありで面白いと思います。
【総評】
あくまで悟飯が主人公という点をこだわり
決着も悟飯がつけていたのは好印象
悟飯の超サイヤ人2をしたいがために他の仲間がいつにもまして役立たずだったのは少し気になったけど
セル編時の悟飯の超サイヤ人2はやっぱりメッチャかっこいいです!!
決着シーンで妙に悲しいBGMだったのがすごく印象的でした
ボージャックが悟飯に対して「もうすぐ親父の元へ」と言っていたので何故か悟空のことは知っていたよう
なんで知っていたのかは謎です。