たんぽぽの花 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
分岐点
『大図書館の羊飼い』と言う作品は皆さんも感じたかもしれないけど、私は確実に感じましたが(笑)あの時、あーしてればと言う人生の分岐点が人には必ずあると思います。その共感がアニメで感じた印象です。実際にはそうじゃない人もいるかもしれませんが、誰しもがあの時の一言や行動を悔いのある人が多いのでは?その時、間違いを指摘したり、導いてくれる物がある
この作品では羊飼いと呼ばれる存在がそれにあたり、主人公は素質がある。未来視の力が有り、人の人生に関与したりしていた。素質が有りテスト次第では、羊飼いになれる。だが、その人は人の記憶から消えて行くと言う、そして彼の取る行動で様々な人が救われる。それは、羊飼いの力だけでなく主人公の力も大きく影響していて、その辺りは作品を見る方は楽しかったと思います。でも分岐点の選択はやり直しがきかないから、人は常に正しいく生きる事も確かだと思います。安易に簡単に人の人生に関与する事は本当に難しいと思います。一言で友人を無くす。謝った判断がとんでもない事件・事故を起こす。正しい選択とは、世の中で決まるのでは無く自身の中で決めるしかない。このアニメも主人公の選択は自身で決めた事が最後にありました。そう言った意味では良い作品だと思います。
お勧め度★3つ
うんちく~~~
分岐点です。と言っても人は歩く道で右に曲がるか左に曲がるか、これも分岐点ですが、ここで犯罪が絡むと少し変わります。犯人が追いかけられる状態の時に左に曲がる確率は70~80%と高い数値を示した実験が有りました。これには、幾つかの日本の交通事情や習慣が有ったとし、後に、行く分か数値は下げられました。ただ、犯人の心理状態と普通の状態では違うのかと言うと、右に行く人が左に行く人より圧倒的に少ないという事実もあります。これも交通事情で、車が入ってくる道は右に曲がると車との距離感が近い、逆に左に曲がると確認できる車が多くなり、気持ち左に曲がる事が多いそうです。あとは車に乗ってる人はおわかりかと思いますが、とっさにハンドルを切る時、左に切りませんか?これは対向車との接触を回避する為に無意識的に左にハンドルを切る人が多いそうです。
これらは、一部の参考ですが、当然反対の人もいます。ただ数の多い実例的な事なので、『あ~』と思えるくらいの、うんちくだと思って下さい(笑)